大理石といえば、白地に灰色のマーブル模様をイメージされる方が多いかと思います。
例えば、ビアンコカラーラのような。
しかし、ウォッシュテックの大理石タイル石材研磨においては、黒色・焦げ茶色・濃緑色など「濃い色、深い色」の大理石の割合が多いです。
ブラック・ダークグレー・ダークブラウン・ダークグリーンのような濃い色の大理石研磨は、白色系・ベージュ系の石材研磨と比べ、時間と材料を多く要します。
なぜ多くのコストを要するのかといえば、白や淡色の石材研磨と同じ動作をしても、すんなり光沢が上がってこない。社長・中島が言うことにゃ、また別物のような感じなのだそう。
黒い石や濃い色の大理石を磨くには、
的確に機器のコントロールができる運動能力的センスと体力、どのようにすれば満足な結果となるか事前に診断し完遂できる知力。
この2つの能力が常時安定していないと結果が出ません。
光度計のスコアも芳しくなく、もちろん肉眼で見た時の「おぉっ!」という感動も得られません。
それを知る者の多くは、
材料費も掛かるし、作業時間も長い。ストイックに勉強したり筋肉キープしたりするとか。自分は、そこまで頑張るつもりはない。って言います。
そういうことで、「大理石を研磨し、光沢を復元します」と集客するクリーニング業者は、おおかた、濃い色の大理石の光沢復元を敬遠、スルーします。
なので、「大理石の石材研磨ができる業者に問い合わせをしてみたけれど、断られました!ウォッシュテックさんなら、出来ますか??」と、濃い色の石のご要望が集まってくる傾向です。
今回の玄関タイルのお客様も、そのようでした。
画像、右の濃いところは、堅絞りのマイクロファイバークロスで拭いて、乾いてない部分です。梅雨、湿度高いの~。
ともかくこちらは、表面の泥汚れや油汚れを拭いた後との状態ということです。
石材研磨後の大理石タイル。
ツルリ!光沢!
鏡のように歪みなく正確に像を映しています。
傷なの模様なの?答えは...傷でした~~~という感じで、細かな白いモジャモジャ模様がなくなりました。これが大理石本来の色と質感です。
2011年から継続しているウォッシュテックの大理石研磨・光沢復元の施工例ブログは、やっぱり白や淡色の割合が多いです。
日本のマンションでは、白やベージュ色の大理石を選ばれる玄関が圧倒的多数だからです。
とはいえ、濃色の石のブログも混ざってます。
さりげなく混ざってるところがポイントです。
ウォッシュテックは、濃色の石も、どんな大理石の研磨も当たり前に請けられますよ。どうぞ、どうぞ、ご相談ください。今ごらんのブログと同じくらいの仕上がりに出来ますよ。と。宣言していることになります。
逆に、白っぽい大理石かたよって公表している業者は、ウチでは石材研磨の技術は不安定で実績も少ないので、何卒お頼みくださるな。と、宣言しているわけで、ミスマッチ。問い合わせを避けるべきです。
石材研磨は、日本ではまだまだ玉石混交のテクノロジーです。
業者は、デキるっぽい雰囲気を醸してます。出来ない自分を隠してアピールするものです。
そして、周りでも「石の研磨?頼んだことあるよ!あれ、いいよねー」って方、見つからないでしょう。
したがって、業者選定は、ものすごくたくさんのハズレくじから当たりを探す、とても孤独な作業といえます。
なので、このブログをご覧の方は、覚えておいていただきたいです。
確実に石を捨て玉を掴む必勝法は、 「濃い色の石の画像や、自分が見たことが無い石の画像も、ごくフツーに混ざってる」 業者を選ぶことです。