ISSA/INTERCLEAN2010

建築建材展2011

都内で定期的にお伺いしているハウスクリーニングをお納めした後、ビックサイトで開催中の「建築建材展」へ。

メーカーから出展されている、タイル、フローリングや、塗装、改修工事の方法などは、その後ハウスメーカーやデベロッパで採用されて、3年ほどで実際に住居の中で見られるようになります。「新技術!」として展示されていた建材を、5年ほど経って、「汚れたから掃除してください」と、ご相談いただくようになったりします。

いきなり汚れた状態に対峙するよりも、素材や構造、施工方法を前もって知り、数年ずっと頭の中に置いて、「あの時見た、あの素材を安全に洗うには、どうしたら良いんだろう…」と洗剤や道具にアンテナを張っておく方が、慌てません。

会場では、どのような売り方をされているのかも、しっかりチェック。例えば「100年以上塗り替え不要」、「ダイヤモンドより固い」、「ホルムアルデヒドを完全吸着」など誇張された表現のあるものや、昨年までは大々的にアピールされていたのに潮が引いたように消えたもの、表面だけに薄く石材や金属、木材などが貼られている「フェイク」もの。それら建材が含まれる現場は、とても難しい(リスクが高い)素材と認識せねばなりませんし、お客様にも、ハイリスクである理由をしっかりお伝えし、ご理解いただかねばなりません。「これは、例のアレだ!」と、早々に気付くことで、適切な対応に近づけます。

そういうことから、ウォッシュテックでは、創業以来、毎年欠かさず見ています。

まれに「あ、去年もお越しいただきましたよね!」と話しかけてくださるブースもありますが、「へぇ…ハウスクリーニング?何でウチに興味が?」と名刺を手にポカンとされることが常です。

建築建材の世界では、後々のお手入れのことは、作るときも売るときも、あんまし考えられていない。業界の隔たりが、ロコツに分かるひと時です。

今年は、今まで常連だったのに撤退したメーカーが多くありました。また、昨年と同じ製品や工法を全く同じ什器で再度アピールしているブースも見られました。大手のブースでは、商品カテゴリは減少、同じ製品での色柄バリエーションが増えている印象です。

隣の「JAPAN SHOP」の会場を加えても、オーランドISSAの半分くらいの規模だと思います。日本の建材市場が冷え込んでいることを実感します。ちょっと寂しい。もっとHOTになると良いなぁ。

日時:2011年3月10日 PM 08:10
時差ぼけ

オーランドISSAから日本へ帰るには、日付変更線を逆走しなければならないので、「何だかずっと昼みたい」と、うまく寝付けず、そのまま成田に到着。時差ぼけは、翌日よりも2日後くらいからが厳しかったです。

amerikagaeri1.gif

更に2日くらいかけて、ちょっとずつズレが少なくなってきて、衝撃!

amerikagaeri2.gif

旅行のメンバーは、男性3人、女性わたし1人。ハンバーガーだのチャイニーズだの、食べ過ぎたようです。アメリカってボリューミー。

日時:2010年11月20日 PM 08:39
滞在中のメモ

ISSAへは、成田−ロサンゼルス−オーランド−ロサンゼルス−成田、という旅程で行きました。飛行機を待つ待つ、乗る乗る。おかげで、渡米中も、ちょっと仕事がはかどりました。ノートと鉛筆だけで何かできるって、幸せ。

memo.jpg

こちらは、おかみ流お掃除マニュアルの下書き。前回の記事です「しんどいのに報われない日々の掃除は、ぶっとばせ」を、どなたにも分かりやすくお伝えし、実践に振り向けていただきたいと考え中なのです。

太平洋横断中は乱気流がたくさんで、字はヨレヨレです。

日時:2010年11月18日 AM 10:11
ISSA/INTERCLEAN Orlando 2010/1

只今アメリカ、ISSA/INTERCLEAN Orlando 2010に来ています。

ブース数が4000以上、日本最大規模と称されるビルメンテナンス関連展示会の約50倍。果てしなく続くクリーニング・メンテナンス商材。デモンストレーションを見たり、機材を触ったり、担当者から説明を聞いたりのペースで進むと、今日いっぱいで半分回るのが精一杯。へとへと!明日も続きを回ります。

メンテナンス、クリーニングが巨大な産業として成熟しているアメリカの姿を実際に目の当たりにして、いいとこもいくないところも体感していくと、考えるヒントが一気にたくさんに増えて、自分のやりたいことや目指すところが明確になる気がします。赤ちゃんだったら、夜泣きしてそうな感じに、脳みそがポッポ燃えてます。

今回のアメリカ勉強の旅は、後日帰国後、写真などを交えてレポートしたいと考えています。

 

日時:2010年11月11日 AM 09:26

新着ブログ記事

過去のブログ

Page top icon