大理石の玄関タイル。
黒ずんでいる。光沢が無くパサパサ。
この汚れを何とかしたい。
ようし!お掃除、してみよう!
タイルにクエン酸液を塗り、ラップフィルムを密着させて、しばらく置く。
きっと、キレイになってるよね。ウフフ。ワクワク。
ペロンとラップをめくって見ると...
キャー!なんてこと。これって、シミ?どうなった?
理由は知らんが、ものすごく白く目立つぅぅ!
ラップのシワシワ跡も、そのままクッキリ見えるぅぅ!
大理石の汚れ×クエン酸 作戦、大失敗。全くキレイにはならない!
やってもうた。恥しい!隠したい!
しかし、ここは玄関ど真ん中。
自宅を訪問した全員に丸見えです。ラップでパックをしたのね、と丸わかりです。
そして、検索されて、知られます。
大理石に酸はアカンという真実を。
しかし、「アカン・劣化する・変質する」と警告するサイトの情報も、そこでおしまい。
起死回生をはかれる具体的な解決策は、まったく用意されていません。
大抵は、そこで諦められると思うんです。
上にマットを敷き詰めて隠すか。そんなの大したことじゃあない、と自分に言い聞かせるか。
しかし今回のお客様はネバーギブアップ。
ネットの網をたぐってたぐって、ウォッシュテックを見つけ、ご依頼くださいました。
クエン酸パックの失敗跡、大理石のレストレーション、承ります。
大理石の研磨は、1枚1枚、区切りながら行います。
まず、上側から。
ビフォア画像と比較されてみてください。
白く目立っていた痕跡がクリアに。
併せて、クエン酸パックをされたいお気持ちになった元凶と思われる「黒ずみ汚れ」も、なめらか清潔に。
まったく違った印象へ...徐々に変化。
※前後が同じ玄関タイルであることは、大理石のマーブル模様と、画像下部、スニーカーのカカトの黒い◎が証明しております。
このように、全面が均一な状態でない場合は、1枚ずつ、最適な研磨工程を組み立てながら研磨してゆきます。
そうして、「全体に均一ですよ?前からずっと。」という顔をした仕上がりにしてゆくわけです。
玄関大理石のレストレーション、完了!
黒ずみ、光沢が無く、暗く、ボンヤリした玄関タイルでしたが、印象一新。
天井のダウンライトが丸く鮮明に映り込み、大理石本来のアイボリーから茶色のクラック模様が美しいです。
玄関タイルを、きれいに戻したかっただけなのに。
クエン酸は、何でもキレイにしてくれると信じていたのに。
そこからのミステイク、けっこうあると思うんですよね。
恥しい。けど誰にも言えない。だって、やっちまったねとニヤニヤされたり、そんなことも知らなかったの?って言われるでしょ。辛すぎる。
でも、この状態を何とかできないのもストレス。毎日見ちゃうし、ストレス。
マットやシートを敷き詰めて、大理石じゃない玄関にしちゃうというのも、隠してる感じがダサい。
そんな大理石ユーザーの方に、朗報です!
ウォッシュテックなら、クエン酸で白く変質しちゃった大理石も、レスキューできます。
多くの施工実績あります。ということは、その失敗、あなただけではございません。
お悩みの方、どうぞオープンマインドで。
画像添付のうえお問い合わせください。
■ウォッシュテック 大理石タイルのトラブルレスキュー事例
→ ペットの尿がこぼれて石が溶けた 光沢が失われた状況を回復
→ 他業者の塗布した石材コーティングのツヤが不自然すぎる コーティングを除去し、石本来の光沢を回復
→ 窓際 カウンター クエン酸の白い跡を消す