マンションのリビング、窓際に設置の大理石カウンター。
加湿器のフィルタに付いた水垢を、クエン酸で洗浄し、水を切って、窓際で乾かそうとしました。
フィルタの下には、水分を受けつつ位置がずれないようにタオルを敷いて、一番日当たりが良い窓に立てかけました。
数時間後、フィルタが乾き、加湿器にセット。
カウンターに置いていたタオルをめくると...
キャーッ 白いブツブツ跡に!
タオルのループの凹凸が当たった痕跡、丸わかり。
慌てて拭いてみるも、白い斑点、変化なし。
まさかの出来事、超ショック!
しかし迅速にウォッシュテックにお声掛けくださり、光沢レスキューさせて頂きました。
クエン酸湿布で光沢ゼロ、真っ白カサカサになった大理石と同じ症状ですが、今回はリビングの窓際のカウンターです。
大理石の研磨は、ダイヤモンドを装着したポリッシャーを床に垂直に押し当てる姿勢で行います。四つん這いに近いフォームです。
つまり、相応の体重を掛ける必要があるということです。
カウンターは、幅が狭く高い位置にあるので、その姿勢がとれません。
ということは、ウェイトという条件が一つ減る。そのぶん、ダイヤモンドそのものの研削力や工程の工夫でカバーする必要があります。
大理石の艶出し・光沢復元を打ち出しているとしても、床タイルはそこそこできる、しかしカウンターの仕上がり(光沢度/光度)はイマイチ、という業者は少なくありません。
工夫と手数の差が、如実に どこでもできる・できない どんな石でもできる・できない キレイ・イマイチ を分ける。それが石の世界です。
そういうことで、カウンターの施工実績・施工例があるかどうか、ここが業者の選びどころです。
ウォッシュテックなら、このように大理石カウンターの艶・光沢を戻すことができます。
真っすぐ窓枠の形を映し込み、光沢つやつや。
クエン酸によるスポットもなくなり、均一に。大理石本来の色と質感を回復できました。
あれ?ビフォア画像と、全くアングルが違いますが!
なぜなら、ここは、マンションのリビングの、いちばん明るい窓際。
窓から望む、このお部屋いちばんの絶景。
光沢回復したことで、くっきりバチコーンと大理石のカウンターに映っちゃう。
映らない角度を探すと、こうしかなかった、というわけです。
「このカウンター、お酒のグラスを置いたりして、底の形の丸い跡もあったんです。それらもスッキリとキレイになくなって...とても美しくなって良かったです。」と、お客様。
...ホッ。嬉しいお言葉頂戴し、プレッシャーがひと段落、ありがたやありがたや。
窓からの日差しは、斜めに入ってきます。
常に透かして見るような角度になりますので、ちょっとの傷やボヤケも、とても目立ちます。
カウンターならではのプレッシャーです。
1)カウンター。
2)クエン酸トラブル。
どちらも、石をやっている業者ならどこでもできる施工例ではありません。
つまり、何となく選ぶと、仕上がりスッキリせず、後悔しやすいというカテゴリーです。
超難度をダブルで解決できる実例を公表しておけば、より技量の見通し立ちやすくご安心かと存じ、ブログにさせていただきます。
最初っから「あらゆる問題を相談できるハイスペックな業者」を捕まえておけば、そのたび慌てて出来そうなところを探してハズレを引くという一連のドタバタをスルーできて、お気持ちラクと思うのです。
どうぞお気軽に、サイト下部のお問い合わせ窓口から、トラブル画像を添えてご連絡ください。