トイレの換気扇を洗って、臭い対策

以前、「ウォシュレットの脱臭フィルター、詰まってませんか」という記事を書きました。

便器の中にこもった臭気をウォシュレットの底あたりから吸い上げて、活性炭などに吸着させるタイプのフィルタを通過させ、脇あたりから吐き出す仕組みです。そのため、ニオイをカットするにあたっては、防臭フィルタをツーツーに風通し良くして、効率よく働いてもらうことが肝心です。

しかし、ほとんどのシャワー付き便座において、底やら脇やらは電子部品っぽくていじると壊れるんじゃないかと思われていたり、そもそもそこに汚れなど溜まらないだろうと思われていたり、放置されている傾向があるようです。

脱臭機能は、たいてい、電源を入れると自動で作動します。つまり、ぬくい便座に座って、ぬくいシャワーで流してもらったら、必ずお世話になっている。こんなに働いているのに…不憫であります。

脱臭フィルターはマメに埃を払い、取説に準拠した周期で交換!お手入れが必要な消耗品です。健やかに保っておれば、これがあんがい、絶大な効力を発揮します。という内容でした。

それとともに、トイレの臭い対策で重要な役割をするのが、換気扇です。ウォシュレット、シャワートイレから放出された、もしくは拾いきれなかった空気を、トイレの外へ送り出します。天井もしくは壁面に設置されていることが多いです。

フィルターの画像は、以前ご紹介しましたので、今回は、換気扇の様子をアップしてみます。こちらは、トイレの壁面に備え付けられたパイプファン。小型で、省電力ながら、なかなかの働き者です。このお住まいの場合は、壁面に取り付けられていました。

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カビ!ハウスダスト!トイレットペーパーや下着の繊維くず!…汚れ、びっちり。

こんなふうに汚れにくるまれていると、換気扇自体が重くなり、うまく回ってくれません。負荷が掛かり、故障の原因となることもあります。何より、臭いを含む空気の吸い上げが弱まってしまいます。換気扇の機能うんぬんもナンですが、無防備な状態のお尻のすぐ傍の壁に、汚れまみれの換気扇があるのは、なんだか気持ちが悪いですね。

showertoilet-fan-kabi1.jpg

トイレクリーニング後。換気扇も、すっきり洗っておきました。

トイレのクリーニングでは、ウォシュレットやシャワートイレ、換気扇などで、容易に外せる部品は外して洗浄します。ただし、経年劣化や構造、機種や仕様によっては、破損や故障を避けるためには、分解しての洗浄をしてはならないこともございます。なので、ウォッシュテックのトイレクリーニングでは、「分解洗浄はオプションで何千円」という方式にせず、全て込み込みでの料金をご提示。作業内容から総合的にみれば、とても安価になるように設定しています。また、仕様や劣化の状況などを詳しく見ないうちから必ずやりますと安易にお約束することもしていません。できるところまで全力!でも、できないこともあります。ご了承の上、ご依頼頂ければ幸いです。

冬が終わって、春がやってきました。そろそろ、トイレの臭い、気になる季節です。芳香剤を置いたり撒いたりする前に、ぜひ、トイレのお掃除を。ウォシュレットやシャワートイレもお掃除される場合は、取扱説明書をご覧になってから取り掛かられると、スムーズですよ。

日時:2012年4月15日 PM 03:31
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