黒い大理石 石材研磨料金の割増について

ウォッシュテックでは、大理石研磨に割増料金を設定しています。

「汚れが酷い」など基準あいまいな理由ではありません。どなたにも一目瞭然の・・・

大理石の「石種」により価格設定が違うということです。

当ブログでもしばしば書かせて頂いておりますが、一口に大理石といっても、種類さまざまです。

黒色濃緑色のものは、他の大理石と比べ突出して固く、また研磨しても研磨しても光ってこないという性質があります。

大理石は、化石です。

元々どんな生物だったのか?どんな深さに埋まってたの?マグマとの距離は?と、いろいろ 「出来方の条件」 が違うゆえにバリエーションが生じるということです。

たとえば、色が薄かったり濃かったり、ひび割れ模様が小刻みだったりマーブル模様が細かかったり。

組成が異なるから色柄が違う、ということは、目が詰まっていたり光沢が出にくかったり... 成分の構成や固さも違うということです。

このような黒色や緑色の大理石は・・・、

dairisekikenma-black-stone-polish-hokoukizu0.jpg

アイボリーやクリーム色の大理石と比べ、同じ光度・平滑さに達するまで1.5~2倍の材料と、その材料を駆使するぶんの時間を要します。

材料コストぶん、割増料金になるということです。

大理石研磨を検討される方は、石材の光沢復元を扱うサイト、多々ご覧になっているかと存じますが、黒色・緑色の大理石で 「如実に明確に仕上がりが把握できる画像」 を掲載している業者は、ウォッシュテックの他にはありません。

理由は、濃色の大理石の歩行傷や汚れを除き、水とダイヤモンドだけ(化学薬品や塗料は一切使わない)で工場出荷段階に近しい光沢に仕上げる技術が、他の石材研磨業者には無いからです。

数倍時間をかけたって、材料を数倍使ったって、ウォッシュテック同等の光沢に回復することはできません。

技術の差というのは、時間や道具では埋められません。アスリートやシェフと同じことで、結果歴然です。

そこで、技術が無いながらウチは技術ありますよという体にしたい業者は、このようにサイトに記載します。

・ウォッシュテックと比べてちょっと安価に設定。

・あるいは明確な料金を掲載しない。問い合わせを促すのみ。

・割増料金は無い。

・自前で用意していないイメージ画像。

・仕上がりが不明瞭な画像。

・画像が特定の石種のみ。

・狭い範囲でトリミングされた画像のみ。

つまり、「できる」を前提に作られたウォッシュテックのサイトやブログとは、まるで逆の語り方になるということです。

例えば、このようなアフター画像は絶対に掲載しません。こんな仕上がり図を載せて現場を請けても、後々クレーム・トラブルになるだけです。

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※ブログ上部のビフォア画像と比べてご覧ください。黒色の深みが増し、鏡のように玄関建具や照明をまっすぐ写し込んで、バチーっと迫力のある明るさに。黒色の大理石特有の 清潔+高級 な印象に完全回復です。

石材研磨をメニューに載せているけれど技術が伴わない業者には、問い合わせをしても、何らか理由を付けて最終的に断ってくる or 高い料金を言い出す で、頓挫することが常です。すぐには断らないため、打ち合わす時間と手間がもったいないです。

粘り強く施工までたどり着いたとして、言われたよりもめっちゃ時間が掛かったうえに、ちょっとな~ウォッシュテックのブログで見た感じより、だいぶん光ってないよなぁ~まぁ、安いからな~...って...劣りをチャラにできるほどには安くはないけどなぁ~ というモヤっとくすんだ結果になります。

ちょっと安いけれどモジャモジャしたうえにモヤっとさせて終わる業者か、前例多数あったうえでクリアな割増料金を提示してくるけどパンと払えばイエッサーでやり切る業者か、どちらの人がお好みかということになりますが、

彼氏彼女...あるいは友人...あるいは仕事上の取引先...とコミュニケーションした際、「あっ...コイツ、ホントは出来ねぇんだな(もしくは、断固やらねぇつもりだな)」 と分かる瞬間が何よりガッカリな方は、だんぜん 「先に全部言ってくれて、OKを出したらゴチャゴチャ言わず完遂」タイプの ウォッシュテックがお気持ち良いかと思います。

1)技術が高い業者は、堂々と語れるし、すぐに請けれる。話が早い。

2)実績・経験が多い業者は、コストや作業時間の見通しが正確なので 想定外の結果 を最小限にできる。

サイトをご覧になれば全てお分かりいただけます。他には無い強みです。

日時:2022年8月 2日 PM 05:02
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