パナソニック:ユニットバス 壁面パネルの濁り汚れ

パナソニック(旧ナショナル)社製のユニット浴室をクリーニング

パネル壁面の汚れ。なお、築3年です。

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白いツブツブが水玉模様。シャワーが掛かりやすい位置は、白い水垢が筋のようにハッキリと目視できます。手のひらで触ると、カサカサと粉っぽく、ところによっては僅かに凹凸を感じます。

シャワースタンドも、金属らしい質感がまったくなく、白い膜に覆われたように濁っています。

浴室クリーニング後。

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つるり!浴槽の形が鮮明に映り込むようになりました。写真左端、社長・中島の腿から膝があります。浴室鏡から、そのまま違和感なしに壁のパネルにも映り込んでいます。ツブツブ、ざらざらの濁りや曇りがなくなり、とてもなめらか。指で触っても、引っかかり、ありません。プルンとニュートラル、樹脂そのものの感触です。

シャワースタンドの質感も回復。ステンレスはステンレスの、パネルはパネルの美しさを取り戻すことができました。

ユニットバスの壁面パネルは、2005年ごろからでしょうか、どんどん趣向を凝らした色柄になってきています。それに伴い、表面の材質も、きわめて繊細に。

今回の現場のパナソニック製の浴室は、木目調なのか石目調なのか、ほんとうに繊細な質感のプリントが施されています。繊細なテクスチャが印刷されているということは、表面がツルッとクリアでないと表現できないわけです。新築のときは、一面に密着したフィルムをピーっと剥がしてから引き渡されます。ちょっとした傷もメチャ目立つ、つるっつるの液晶画面みたいな壁面パネル。

そんな壁の浴室で、毎日お風呂に入る。そりゃまぁ、飛んだ水とか石鹸とかカビとかで汚れますよね。さぁ!どうする?

ガッシガッシ掃除をしたら、絶対キズ付くよね?と思われる方が、けっこういらっしゃると思います。そうなんです。ガッシガッシ磨いた結果、削った跡が目立つ壁面パネル、私、たくさん見たことあります。クレンザー、ハードなスポンジ、メラミンスポンジ。「壁を力いっぱい擦って掃除したら、傷ついちゃって...」と仰るお客様がお使いになった3大ウエポンです。お控えください。

しかも!ユニットバスの近年のトレンドとして「鏡のある正面だけ、黒か茶褐色」のデザインが多いように思います。黒塗りのハイヤーでは、小さな傷や手のひらの油の跡、ひときわ目につきます。浴室のパネル壁も、濃い色であれば、傷や汚れが目立ちます。水垢の曇りや濁りも目立つ。掃除した跡の傷も目立つ。

パナソニック製の浴室の壁、難問です。

築浅であっても、汚れで行き詰られてお困りの方、とても多いです。

ペロリンと汚れのくすみだけを取る技術は、ウォッシュテックの専売特許。他のハウスクリーニング業者では、この問題、このようにクリアに解決できないのが実情です。

写真のこの角度、きわめてアラが目視しやすい強気のアングルなのです。社長・中島の画像は、現場実績を証明するためにあります。なので、他の追従を許さないよう最も厳しいアングルを選んでいるのです。

写真はもっとも重要な検討材料です。もし同じ角度から撮っている他業者の写真があったら、よくご覧ください。ポールの裏や凸部とのキワなど、どこかに汚れが残っているはずです。

日時:2016年10月13日 PM 12:32
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