東京都世田谷区マンション、バスルーム強化ガラスの水垢クリーニング

東京都世田谷区のマンションにて、強化ガラスの浴室、水垢を中心としたクリーニング。特に、浴室と脱衣スペースを仕切る強化ガラス製の扉に、水滴跡が白く残り、ウロコ状に重なって、硬くこびり付いた水垢が目立ちます。

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触ると指にわずかに凹凸が感じられ、その凹凸に引っかかるようにして、カビや石けんかす等の汚れも重なっています。ガラス全体が白く曇って、ボンヤリ。

お客様のお話によりますと、数年前の新築マンション引渡し時、既にガラスに白く跡が付いていたとのこと。

水道水は、春から夏に掛けて山頂付近の雪解け水が川や湖に流れ込む時期は比較的軟らかですが、再び雪が積もり始める秋から早春に掛けての冬季は、硬度が高くなる傾向があります。

マンションは年度末の3月に引き渡されることが多いので、内装作業は冬季もっとも寒い時期に当たります。室内で最も早く設置されるバスルームから内装工事に必要な水を確保しておれば、新築お引渡しまでに既に水垢が付着している、ということもあるかもしれません。

「なるほど!そういうことですか、納得です。納得はできますが、でも、水垢で曇ったガラスって、スッキリしなくてやっぱり嫌です」と、お客様。…確かに!透明なものが曇るって、ちょっと気持ちが塞ぎますよね。それでは、さっそく頑張って戻しましょう!

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ガラス扉の向こうに置かれたお道具類も、全てクリアに透けて見えるようになりました。社長の頭の上にボヤッとあるシルエットは、写真を撮っている私の頭部です。今まで、濁って、なーんにも映さなかったガラスでしたが、光をシャープに捕らえています。

もう何度も書いてまいりましたが、水垢は、カルシウム・マグネシウムなど「金属」を溶かし込んだ水道水が、壁や床など、その場に留まって水分が干上がり、金属だけが残って固着したものです。

金属と言われると、「硬そう」なイメージ、しませんか。硬いイメージをリアルに持っていただきたく、そのように書いてみました。その通り、浴室に使われるFRPや人工大理石、ホーロー、強化ガラス、鏡、その他あらゆる樹脂類の表層よりも、硬いんです。ですから、水垢を落としたい一心で、粗い研磨剤やヤスリを持ち出して、エイヤ!ゴシゴシ!とされると、傷が付いて凹凸になって、余計に強力に水垢が付着しやすくなります。しかも、力んで擦ってみても、滑らかに均一には仕上がらないかと思います。交換するには高価な水道設備を傷つけてしまうだけでなく、力が要るわ成果が出ないわでは、疲れてしまいます。

ウォッシュテックでは、水垢を除去するための機器や水垢専用のリムーバー・薬剤などを、たくさん揃え、万全の装備で施工に当たります。

一般のご家庭では、それらを揃えるだけで驚くような金額になるかと思います。もし揃えられたとしても、順序だてて使いこなすことは難しいかと思います。怪我や破損の可能性も低くありません。

バスルームの水垢を取り去って、滑らかに、清潔に、クリアに戻されたい目的を確かに達成されたいならば、ウォッシュテックで、ツールとオペレーターを丸ごとチャーターされる方が、お安くお早く済むかと思います。

今回のお客様も、入居後すぐからウォッシュテックのサイトに辿り着かれるまでの数年間、ずっと水垢に悩まれて、でも何とかご自身で解決したい…と、様々な通販サイトから「水垢を溶かす」酸性洗剤や、「水垢を落とす」研磨剤を購入されていたとのこと。購入された水垢関連グッズをズラリと見せてくださったのですが、いづれも満足がいく結果ではなく、とても高く付いたそうです。

「プロ用洗剤と書いてあるので、使われるなら差し上げます」と、お客様。すばやく裏のラベルの表記を見て、臭いを嗅いで、「うーん、これだと首都圏の水垢では難しいと思います。…わっ…こんな高くで売ってるのか…すみません、結構です」と、お手にお返しする社長。お客様と私たち、もっと早く巡り合えておれば、と言い合って、お納め。ちょっと切ない遣り取りです。

日時:2010年11月 3日 PM 04:06
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