横浜市青葉区の浴室クリーニング、鏡の傷について

横浜市青葉区の戸建、お風呂のハウスクリーニング。清掃完了後の写真。

「今日も綺麗になったなー!めっちゃ雰囲気が明るく変わったわー」と、社長に声を掛けると、「やー、苦戦した。でも、キラッとして、かなり気持ちよくなったでしょ。…でもね、一つ残念なお知らせがあります」と、社長。バスミラーを指差します。

社長の「残念な点」は、いつも凝視しないと分からないです。今回も、すぐには分かりませんでした。しかし、示された箇所を角度を変えながらよく見ると、鏡の表面に、傷が入っています。

bath-kagami-kizu1jpg.jpg

肉眼でじっくり透かして見ると、わりかし鮮明に見える小傷ですが、デジカメでは拾いにくいです。一番目立って撮れるところは…と探して、ずーっと廊下まで後ずさると、このような感じで、傷の状態が撮れました。私の下半身が心霊者写真っぽい?それは置いといて(笑)、画面中央あたりの傷、ご覧になれますか?
bath-kagami-kizu2.jpg

ぐるぐる丸を描くように付けられた傷、大きく硬く荒いもので擦ったような傷…。

もちろん、社長が行う鏡の水垢クリーニングの作業工程には、そのような大きな動作は全くありませんから、水垢除去作業中に付けた傷ではありません。浅く小さな傷は、クリーニング時に丹念に薄くできますが、深くえぐられたて傷ついた箇所は残ってしまいます。

浴室の、床、鏡、カウンター、扉、壁、シャワーヘッドなどを白くマットな質感で覆っている「水垢」は、「強化ガラスの水垢クリーニング」の記事にも書きましたが、水道水に含まれるミネラルが固着したものです。

実は、鏡やガラス、ユニットバスの壁面パネル、FRPの浴槽などよりも、ずっと硬いです。

そのことは、あまり一般的に知られていないので、カビや石鹸カスのように柔らかい汚れと混同され、
「この白いの、残っちゃった!落ちない!えいえい!ゴシゴシ!」と、ブラシや硬いスポンジで力を入れて擦り、えぐり取るように、素材ごとガリガリ削ってしまいがち。

「キレイ好き」の方こそ、がんばってしまうからか、傷が多くなる傾向が見られます。

付着した水垢は何とかクリアに戻せても、ご自身で付けられた傷は、私どもには完全に戻すことができません。

大掃除の勢いで、ガシガシ深追いして自ら傷を付けてしまう前に、「あ、鏡の方が柔らかいんだっけ」と、思い出してくださいますように。

日時:2010年9月28日 PM 12:51
このエントリーをはてなブックマークに追加

新着ブログ記事

過去のブログ

Page top icon