鬼嫁伝説

ハウスクリーニング業者の仲間内で
道具・洗剤談義をしていて、
あれは良いよ、へー買おうかな、という流れになると
「あっ、こんなの奥さんに聞かれたら怒られちゃうネ」
って、横目チラ見でアタフタされます。

清掃用品店やメーカーさんと話していても
「えっ、そんな注文していいんですか。
奥さんに怒られるんじゃないですか」
って、横目チラ見でアタフタされます。

私の鬼嫁伝説は相当広域まで浸透している模様。
おいおい。まいったなー。別にいいけどー。


実は私、だいたい4年くらい前までは、
売上や経費を気にして目先の数字で捉えてしまって
わー厳しいのに大丈夫なのかーと焦ることも多く
口うるさくガミガミ言ったりしてました。

でも、今はほとんど言いません。
社長も我が嫁は優しいと言うからマジホントのはず(笑)

なんで優しくなったのかとゆーと、

お客様に喜んでいただけるならば、
感動していただける仕上がりになるならば、いいんだ。
と、納得できたからです。

ウォッシュテックでは、たとえばフローリング床の
クリーニングとワックス塗布をさせていただくとき、

靴下をバンバン履き替えます。

「白いソックスは見た目、気持ちよい印象だから」
のような、イメージ向上のためというよりも、

洗浄剤や汚水が付着した可能性が高い靴下で歩き回って
他の箇所や、洗浄した後の床に触れたら、

ワックスが均一に塗布できなくなるかもしれない。
足形に飛んでムラになったり、密着不良を起こすかもしれない。

というリスクを避けることが目的です。

自分の靴下だけでなく、スタッフにも徹底すべく
ツールボックスに白靴下を確保しています。

フローリングを洗浄する際、「モップで拭く」で留めず
ウェットバキュームという瞬時に水分を吸引できる
業務用掃除機を使うことにしていますが、

フローリング表面と隙間に残留する汚れと水分を
一刻でも早く満足に回収できる吸引力とタンク容量で、
お客様のお住まいの壁や家具を傷つけないよう軽量で、
分解して洗浄でき、パーツを交換して長く使える、

というような製品を選び、使用しています。

お客様のお住まいのフローリングを傷めず
美しく安全にワックスの施工をお納めするには…
妥協は許さない、という判断です。

拭き布だけでなく何足もの靴下を洗濯するのは面倒。
高性能ウェットバキュームは場所を取るし、安くはない。

でも、

もしかしたらオカシなハウスクリーニング業者かも。
変なことされたら、どうしよう。というような
ご心配を払拭していくならば、あらゆる施工リスクを
ねばり強く一つ一つ潰していくしかない。

お客様に喜んでいただくには、感動して頂けるレベルの
ハウスクリーニングへ、高く目指していくしかない。

そこまでやらんでいいだろう、と言われることまで
気遣って実行していけば、できる!それしか方法なし!


社長のクリーニングとコーティングのオペレーションは
私が言うのもナンですが、最高だと思います。

機械もケミカルも、
ここまで的確に手際よくオペレーションする人を
私は見たことがありません。

そのオペレーションを欠けることなく削ることなく
ベストの状態でお客様に精一杯お届けすることも、
「おかみ」である私の勤めなのだと思います。

社長に言うのは、最高の施工にふさわしい人格たれ。
お客様から信頼されるような人間たれ。ということだけ。

※その方が、ガミガミより怖いかぁー?(笑)

社長は確かに掃除用品や道具に、
他の人よりもずいぶんお金を使います。

でも、

お客様のために力を尽くすんだと覚悟を固めてみたら、
「お金を使うな!」って頭ごなしに叱り飛ばすとか
「私の言うこと聞きなさいキーッ」って腹立てるとかって
妻として違うだろぅと思えて受け入れられるのでした。

とはいえ、周りの方々が、私より先に
自動的に言ってくださるのはラクですから
これからもヨロシクです(笑)。

日時:2010年6月 1日 PM 07:16
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