浴室扉のカビ

横浜市都筑区。

マンション、ユニットバス浴室の扉、通気スリットに入り込んだ黒カビ。

水分が溜まりやすく、留まった水が乾きにくいので、カビ繁殖しやすい部分です。しかし、この隙間の本来の役目は、外気を取って、換気扇に空気を流すこと。浴室内の空気を換気するうえで非常に重要です。

浴室扉の通気口が黴びていると、バスルーム全体にカビの胞子が撒き散らされ、床、浴槽、壁、鏡、カウンターなどにもカビが繁殖しやすい状況になってしまいます。また、換気の効率も落ちてしまいますから、水気の切れが遅くなり、室温も下がりにくくなるため、よりカビが好む浴室になってしまいます。

扉の白い塗装部分だけでなく、樹脂製の半透明窓の凹凸にも、黒い斑点のようにカビが付着して覆っています。さわるとベタッヌルッとしています。

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「一瞬でカビが白くなって消える」のようなCMがテレビでたくさん流れているので、「黒カビって、塩素掛けたらスグ取れる」というイメージがあるかもしれません。

それゆえ「時間があるときにやればいいや」と後回しにされやすい箇所です。しかし、実際お掃除されてみると、CMのように簡単にいかないんじゃないでしょうか。

カビ落ちないな〜、ブラシで擦ったらどうかな、えいえい。うーん、いまいち。なんだか茶色っぽい石みたいなのも付いてるし。もうちょっと硬い尖ったのでやってみたら?ガシガシ。わっ、塗装の艶が無くなっちゃった。傷もできた!

そうなってからでは修復できませんので、汚れを深追いする前に、浴室クリーニングをご用命ください。ハウスクリーニング専門店ならではの道具と手技で、対処いたします。

ガラス扉も、すっきり明るくなりました。固く石のようにこびりついてスリットを塞いでいた水垢も除去。扉の下縁も除菌済みです。

  yokusitu-tobira-kabi01.jpg

パッキン部分にちょこっと黒く残っているように見えますが、触ると平坦で何も乗っていない状態です。表面のカビ菌が死滅しても、深く入り込んだ黒カビが生成した色素は完全に取り去ることが難しいのです。色素であって、もはやカビとしての働きはしませんので、ここからドバッっとカビが繁殖し始めることはございません。ご安心ください。

→関連サイト:人工大理石、人造大理石、FRP、樹脂パネル、ホーローなど一般的なユニットバス浴室ハウスクリーニング施工例


日時:2010年5月 4日 PM 10:56
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