横浜市青葉区マンション浴室クリーニング@目地お掃除の話

横浜市青葉区のマンションにて、バスルームのハウスクリーニング

首都圏で、現在築10年ほど、2000年前後に建てられたマンションの浴室は、このような「磁器タイル」と「目地」の床であることが多いようです。

日本の浴室では、たいていお風呂椅子に座って、髪や体を洗ったり、一緒に入っているお子様にシャワーを掛けたり、髭を剃ったりするので、蛇口(水栓)付近、前方奥側の床に汚れが集中しやすいです。

こちらの浴室も、向かって前方のタイルに、ヌルヌルとしたカビやベトベトした金属石けん・石けんカスが付着し、凹凸が黒ずみが埋まるように見えます。赤みを帯びたグレーの磁器タイルと、濃いグレーの目地の色や質感が、汚れに覆われて変わってしまい、新築時の様子が思い出せない感じです。鏡も白く曇って、ボンヤリとしか映りません。

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「この感じ、我が家のいつものお風呂場ではあるけれど、スッキリしない…。」

お客様のお話によりますと、毎晩お風呂に入るたび、何となく気が滅入るような、そんな思いだったそうです。

「お掃除も頑張っていたのですが、一向にキレイにならなくて」とのご相談に、「今まで、お風呂用の洗剤や道具は、どうされてましたか?」と質問しますと、「浴室用洗剤は、手が荒れるし、芳香剤みたいな強いにおいがするし、汚れが目に見えて落ちないから、使ってません。これで擦るだけです。」と、ご使用中のブラシを出して見せてくださいました。

とても硬い毛が植わっていて、毛先が曲がって広がったブラシ。一生懸命、力いっぱい、目地の汚れを擦られていたことが分かります。

さて!こちらは、浴室クリーニング後の状態です。表面に付着した汚れを、クリアに取り去ることができました。床の色が、本来のウォームグレーダークグレーに戻り、対比が美しく清潔な印象です。指で触ると、汚れも何も乗っていない、本来の質感が実感できます。鏡も、曇りやくすみが無くなって、周りを鮮明に映しています。

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でも、目地。

写真ではとても分かりづらいかと思うのですが、目地が、かなり減って凹んでいるのです。壁の目地には、目地剤が薄くなって亀裂が発生している箇所も確認できます。

タイルの目地は、とても柔らかで脆いものですから、硬いブラシで擦ると、表面の汚れやカビ・水垢ごと削り落とすことができます。でも、それは、「汚れを落とした」のではなく、「目地ごと削り取った、剥ぎ取った」ということで、繰り返すことで着実に目地は痩せて減ります。

ウォッシュテックのハウスクリーニングは、傷を付けずに表面の汚れを取り去ることが信条。しかし、長年に亘る日々のお掃除で、既に痩せて減った目地、あるいは薄く削られ割れた目地を復旧することはできません。

強く目地を擦ると、洗剤を使わなくとも「あ!きれいになる!」と、達成感を得られます。このような擦るお掃除によって発生するタイルの目地の減りは、一般家庭において、とても多く発生しているのではないでしょうか。

いっぺん減らした目地は戻らないですから、大切にしてください。

「汚れで覆われていたから気づかなかったけど、こんなに目地を減らしていたのね…私のお掃除の頑張りは、全て無駄…っていうか、余計なことをしていたんですね!もっと早くに正しいお掃除方法を教えてもらっておけば…」と、お客様。

なので、またしても書いておきます!目地のお掃除をされる方へ。

日常のお掃除では、汚れに対してきちんと働く洗剤を使い、ブラシはしなやかな毛先で汚れを弾くようになさってください。

ウォッシュテックのハウスクリーニングで汚れをリセットした後ならば、この洗剤で十二分に清潔に管理できるようになりますから、と、手肌に優しく無香料で安全性が高いeco洗剤をお分けして、これ以上目地を痩せさせないお掃除方法をお伝えし、お納めしました。

後から「無駄な頑張りだった」なんて思うお掃除なんか、今の頑張りが嬉しい楽しいものと感じられないお掃除なんか、嫌な気持ちを我慢するお掃除なんか、ぶっとばせ!です。

日時:2010年11月17日 AM 09:29
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