東京都の戸建住宅、タイル敷きの内庭をクリーニングさせて頂きました。
白いタイルに、植木鉢を置かれた跡?赤茶色の染みが出来ています。
赤茶っぽい錆色の箇所を接写してみます。
タイルに褐色のシミ。
土や砂がこぼれているのではない、とお分かりいただけますでしょうか。
焼けたように沁みついて、洗剤をスプレーしてデッキブラシで擦ってみても全くキレイになりません。
いざタイルクリーニング!
シミ除去剤と反応して、成分がとろけ始めました。
長期にわたり形成された、しかも何でこうなったかよく分からない染みは、「パッと洗剤ふりかけてチャチャッと拭いて、ハイ一丁あがり!」 というわけにはいきません。
「これで効くかな?...いや、イマイチか...
じゃ、これ?イイ感じなような気がする、もうひと押し?でもやっぱこれじゃないかも?
洗って拭いて乾かして...うん、もう2回くらい繰り返せばいいかな?
あー気温が下がってきて反応しにくくなってきてるよ...ちょっと温めてみっか (熱が出る機械でボワー)...
よしシミ取り剤を塗布して反応を待って洗って拭いて乾かして...うん、先が見えてきたぞー 」
のような、TikTokの動画とは程遠い、ネチコチした工程が続きます。
まれに、
「玄関タイルに染みがあるのです。どんな洗剤が良いか教えてください」 とお問い合わせくださる方がおられるのですが、
イジワルとか企業秘密とかではなく、お教えできかねます。
タイルのシミ取りは、上記のようなネチコチが必須となるため、製品名を知って入手されて塗って擦ってみたとしても、ピクリともこない可能性が高いのです。
しかもこのような洗剤は、とても高額です。歯磨きチューブくらいで1万円とかエッとのけぞるお値段です。
そしてタイルのシミ取りしか使えない汎用性の無さ。
得をされたくてのお訊ねでしょうに、ちっともお得じゃありません。
お伺いして直接させて頂くのが、最も早くて安い解決法といえます。
シミ取りクリーニング後のタイル。
植木鉢を戻してから「あ、写真」とハッとしたが、四つん這いでもはや腰が辛い社長・中島、そのまま撮影。
もういっちょ、上から覗く感じでパシャッ。
ドローッと斜めに流れ込んでいた赤茶色の汚れが無くなっていることがお分かりになりますでしょうか。
全体を覆っていた黒ずみも消え、本来の色合い、ほんのりピンクがかった淡いベージュのタイルに戻りました。
植栽の鮮やかなグリーンとの対比が美しい。
汚れを落とせば、オシャレな印象も回復です。
2000年以降、玄関・内庭・外階段に白色系のタイルをメインに使われている戸建住宅は多いと拝します。
今回のブログでは、タイルに置かれた植木鉢の跡の錆色の染みについて書かせていただきましたが、
自転車、傘立て、ハンギングバスケット、門柱・・・などの接地面から、白いタイルに赤茶色の汚れ跡が生じ、おどろおどろしく目立つという事例は少なくありません。
どかして浮かせてみたら 「あっ!シミ!」 ガーンってなって、
「わー、これ、何やってみてもキレイにならないよー どーしよどーしよ」 とお困りの方、けっこういらっしゃると思うのです。
ウォッシュテックの外構クリーニング、実績多数ございます。お役に立てると思います。
お写真添付のうえ、お声掛けください。