花粉シーズンまっさかり。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は1月早々花粉が飛び始め、例年している花粉対策が後手になったと伺うことが多いです。
今回のブログは、ジャストナウ・スギ花粉アレルギーの私より、今まで誰も提唱していなかった花粉対策について書かせていただきます。
対策とは...カーペットの機能をリセットする、それだけです。
お部屋の床に敷き詰められたカーペット...
ダニの温床、洗濯できない、掃除機を掛けてもキレイになってるのかなってないかサッパリ分からんし...など
日本の住宅にはフィットしない、忌々しい、汚らしいが仕方がない、と持て余されている方が多いかと思うのです。
そのネガティブなイメージに、私は 「否(いな)!」 と叫びます。
実は、お部屋敷き詰めカーペットは、床全域の大容量フィルタ搭載・電力不要で24時間稼働する スーパーハイスペック空気清浄機 なのです。
この画像は、新品のカーペットです。
同じ画像を一部キリヌキ、ズームアップしてみます。
細い繊維が束になっていて、無数に隙間や窪みがあるとお分かりになりますでしょうか。
(昨今のデジカメの高画質さ、えげつないですね)
花粉キャッチ機能があるファブリックや衣類は色々ありますが、カーペットの繊維は他には無い密度と厚みです。
室内空間には、さまざまな物質が漂っています。
ハウスダスト・花粉・排気ガスなど有害な化学物質・カビ・黄砂・PM2.5 ...
そのような粉状の汚れは、軽いからしばらくフワフワしてますが質量を伴うものですから、いずれ必ず床に落ちます。万有引力で。
そして、カーペットに備わる、これら無限ともいえるスリット&ポケット一つ一つが、キャッチします。
フローリングの床であれば、ドアを開閉する・歩行する、といった程度の衝撃で再び舞い上がって浮遊し始めますが、
カーペットの床なら、一旦キャッチした汚れをそう簡単には手放しません。
汚れを回収し、再汚染させない。ゆえの居室の空気は清潔で澄んだ状態になる。
これつまり、カーペット=高性能&大容量な空気清浄機 ということです。
家電でも、高性能の空気清浄機はありますよね。それを床に置けばいいじゃん、と仰るでしょう。
しかし、床置きタイプの空気清浄機は、1台をお部屋のすみっこに設置、横向きに空気を引き込んで集めてフィルタに導き、濾過した空気を放出させますよね。
浮いているところを一箇所に引き込んで濾し取る空気清浄機は、あれやこれや工夫して空気の流れをコントロールせねばなりません。
ただ落ちて来るのを待つ...そのシンプルさ、床全面フィルタであるカーペットに軍配が上がります。
新品のカーペットの空気清浄機能が圧倒的なのは分かったとして、
問題は、繊維の隙間にビッチリ汚れを絡ませてパンパンになったら、どうやってリフレッシュするか?です。
質量がある汚れをくわえ込んでいるわけですので、ファブリーズやリセッシュをシュッシュっとしても消えてなくなるはずはなく、蓄積されます。
繊維一本一本にミクロやナノな物質が挟まっているわけですので、家庭用掃除機では回収しきれず、蓄積されます。
エンジョイ・カーペット生活をするうち徐々に材質本来の失われてゆき、汚れが飽和状態になってしまえば、空気清浄機能はゼロになります。
空気清浄機能どころか、
繊維の隙間一つ一つに汚れをくわえ込んでいるので、フワフワ感はなくなり、ゴワゴワ・ベトベトになります。それつまり、「汚れ」の感触ということです。
加えて、汚れがくるんだ繊維は柔軟性を失い、折れ曲がると戻らなくなるので、繊維のポッキリ折れを誘発。つまり汚れにより、カーペットの毛並みはペチャンコに寝始めます。
この段階がつまり、カーペットをウザがるときに言われがちな ダニの温床・不潔 という状態です。
ウォッシュテックであれば、敷き詰めカーペットを洗えます。
新品のカーペットも、2~3年もすれば吸着した汚れで容量いっぱい、飽和状態になります。
洗えないという前提であれば、上に置いた家具類を全てどけてカーペット張り替え工事(高額だし管理組合に申請も必要です)か(しかも数年経過すれば再び汚れた状態になります)、「カーペットってサイアク!」って忌々しく思いながらその上で生活し続けるか、です。
敷き詰めカーペットは、洗えます。今日、このブログをお読みになった方は、カーペットは洗えないからダメなんだ、という前提はポイされてください。
洗ってリフレッシュしながら、本来ある機能をフル活用するならば、カーペットは最強の床材です。
フローリングなど他の床材に憧れられる、あるいは後悔されているカーペットユーザー、少なくないと思います。
しかしウォッシュテックのカーペットクリーニングをされてカーペットの快適性能を体感されたお客様は、どなたも一転カーペット大好き派に(笑)。
カーペットを洗うという花粉対策、ぜひご検討ください。
クリーニングされてないカーペットは、空気清浄機に嵌ってる、粉っぽい汚れで灰色になったフィルタと同じようなものです。
カーペットが汚れたままで過ごすのは、高価でハイスペックな空気清浄機を買ったけどもコンセント繋いでません、のような勿体なさです。