マンション共用部 外階段 長尺シート 落ちない黒ずみ・固い白い汚れを除去

マンション共用階段、床に貼られた長尺シート。

黒ずみ汚れ、その下にカサカサと粉っぽい白い汚れ、ヌルっとした苔・カビ・バクテリア。

不衛生・管理が行き届いておらず付け入る隙がある・健全な運用がなされていない・不安な そのようなネガティブな印象が一目で一瞬で伝わる。

資産としての建物にとっては致命的。共用部の汚れの恐ろしいところです。

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画像の足形は濡れた靴底の跡です。つまり、床が濡れた雨天では、全体、さらに一段黒ずんで見えるということです。

もはや、もともと何色の床で、どんな質感かも不明。

建築・住宅業界に携わる方の多くが、このような汚れを 「苔・カビ・泥」 と仰います。

洗剤を撒いて、水で流してやれば、キレイさっぱり落ちる汚れだろう?と、判断されることが多いです。

しかし実際には、デッキブラシに洗剤を付けて擦り洗いをしてみても、高圧洗浄機のジェット水流で洗っても、ビクともしません。

理由は、苔・カビ・泥のように、柔らかくて表面からヌルっとすぐに落ちるような汚れではないからです。

このような汚れの主体は、長期に亘り固着した無機物、ミネラルであるからです。

ウォッシュテックがお伺いする横浜を中心とする首都圏は、交通量が多いです。

排気ガスには、わずかに無機物が含まれるので、落ちてくっついてその場で蓄積すると、ガラスのように硬い膜となります。

道路網が整備された都市部では、黒く垂れた、しかしカチカチにへばり付いて落ちない汚れが生じやすいといえます。

また、マンションでは、ポリッシャー洗浄ののち、水道水を撒いて濯ぎ洗いし、ザっとかっぱき(水気をワイパー的な道具で切る)、全体が濡れてビチョっとさせたまま自然乾燥させる管理的清掃が主流です。

水道水に溶け込んだミネラルが干上がって、特に水が溜まりやすい箇所に白い水垢のモヤモヤができます。これも、とても固い膜状の汚れです。

そのように汚れができてゆくことを知って頂ければ、そりゃブラシで擦るくらいでは、ジェット水流を当てるくらいでは、歯が立たない...無理だろう...とお分かり頂けることかと存じます。

このブログをお読みになった時点で、建築・住宅業界に携わる人の知識を超えたということです。おめでとうございます!

キレイにならないのか...じゃあ、長尺シートの貼替か!と、そんな簡単にはいきませんよね。

現状の床材をガシガシ刃物で砕いて全て取り除き、再び平らに整え下地を作り、新しいシートを張る。...汚れるごと数年おきになど、とんでもない。工期も長く高額の工事です。

レストレーションは、「そしたら、じゃあ、どうすんの?」 と行き詰った現状の打開策、新たな具体的解決法だと、私は考えています。

クリーニング後の共用外階段の汚れ

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いかがでしょう、クリーニング以前の画像と比べての印象。

適切に汚れを除去する技術があれば、以前の暗く不潔なおどろおどろしい印象を、一度でポジティブな印象に変えることができます。

ポリッシャー洗浄やオーナーさんご自身での掃除では、この仕上がりに達することはありません。何日かけても、何回やっても、印象はさほど変わりません。

さほど変わらないかもしれない...しかし、もしかしたらうまくいくかもしれないじゃん!いえいえ、「汚れ」ってヤツは、そんな非科学的な根性論では対応できません。

既に、目の前に、ブラシと洗剤・高圧洗浄機ではギブアップな汚れがあるのであれば、「誰でもキレイにできるはずの汚れ だからタダもしくはタダ同然でやってくれるよね?」という考え方もギブアップです。

確実に成果を出せる人に任せることが、最もスムーズに目的にリーチできる、たった一つの道かと思います。

誰でもできるわけではない作業内容では、複数の業者から相見積もりを取り適正な料金を見定める、というライフハックは不適です。仕上がり程度が一定ではないし、候補も少ないはずです。

ウォッシュテックの積算は、とてもシンプルです。

現状の汚れを除去する方法 → 必要となる 洗剤は?道具は?人数は?作業時間は? → 過不足ない額の見積

汚れを改善できる その見通しと裏付けがあるから、シンプルに提示できるのです。

汚れを除去できる確証が無ければ、スタート地点からシッチャカメッチャカのグラグラなわけで、根拠のない積算になります。そして、当然ながら、汚れは除去できなかったという結果になります。

法人間取引の建物メンテナンスでは、「業者に発注した履歴が欲しい。汚れが除去できるかどうかは重要でない。予算は先に決まっているので、この範疇でやってくれる下請けを探している。」というオーダーが圧倒的に多いです。

その考え方だと、ゴール地点(予算)から遡って作業内容を調整するので、理想のスタート地点(汚れを除去する方策)に辿り着ける可能性はゼロに等しい。適切なメンテナンスをされない長尺シートが汚れてゆくのは当然のことです。

しかし、中には、「汚れ除去の精度を最優先にしたい。現状を打開したい。的外れなメンテナンスにコストを掛けられない。」 と、お考えの方もおられるでしょう。

そのような方のために、ウォッシュテックがおります。

お気軽にお声掛けください。

日時:2022年11月16日 AM 10:56
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