人間のパフォーマンスは、「気分」の影響が大きい。
ドキドキする、ワクワクする、これ欲しい!という「お気に入り」のパワーは、侮れない。
僕はそこにもうひとつ"環境負荷が少ない・搾取が少ない"っていうのを加えてくださいと伝えています。
と、TBSラジオ番組「スナックSDGs」にゲスト出演されていた四角大輔さんが仰っていました。
膝を打つ思いです。
何でもいつでも、「嫌気がさす」「テンション下がる」の兆しは「お気に入りの状態から外れること」です。
たとえば靴・髪型・店・人・場所などなど...ちょっとイヤ・汚い・気持ち悪いと気づく瞬間があって、急激にヒュルル~っと気持ちが冷えて遠ざかる感じに。
お気に入りではなくなり、そばにあっても嬉しくない。むしろストレスに思える。
物は買い換えたらいい。人や場所なら距離を取ればいい。
しかし、家(住宅)は。そうそうエスケープできるものではありません。
利便性や資産性...改修や転居の高額さ...それと「キレイにならない汚れとか、ちょっとキモチワルイ」を天秤にかけると、弱い。
たいてい「うーん。あきらめよ」と、なるでしょう。
しかし、家というのは、体まるごとその空間に入って行って、寝て食べて、毎日毎日何年も生活するところ。
お気に入りの文具や服を身に着けるなどとはケタ違いの影響力というか破壊力です。
常にうっすらイライラ・モヤモヤと...ベストコンディションとは言えない気分...これから築年数が経っていけば、さらにどんどん汚れて古びて辛気臭くなるのか...。
そこで、思い出していただきたいんです。
「すてき!気に入った!この家で生活したら、幸せだろうなぁー」とワクワクしたデザインを。
家を選定する際、例えば立地だけ、価格だけで決められる方はいらっしゃらないと思います。
わぁー!このバスルームで毎日癒されたい、このキッチンで毎日お料理したい、この床を素足で踏みしめたい...と、こころ沸き立つようなデザインがあったと思うんです。
お気に入りは、汚れて輝きを失えばパワーを失い、ワタシに元気を与えてくれなくなります。
ウォッシュテックは、家(住宅)への「お気に入り力 デザイン力」を回復します。
常に清潔で気持ちよい状態にできれば、住宅のパフォーマンスを最大限に享受でき、お気に入りのまま使い切ることができます。
もちろん、環境負荷と搾取は非常に少ないビジネスです。