陶製タイルのバスルーム 壁の「くすみ」汚れを除去し光沢を回復

都内タワーマンションにて、タイルの浴室クリーニング。

壁面のタイルが、全体に膜が覆ったような質感にくすんでいます。

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照明で反射するとカサカサと白く見え、陶製タイルの質感が失われ、本来どんな柄なのか分からなくなっています。

これが生活感、使用感、経年というものでしょうか。

高層タワーマンションでは、管理規約上、ベランダで洗濯ものを干せません。

したがって、洗濯機で乾燥させるか、バスルームの衣類乾燥機能を使うか...いづれかではないでしょうか。

洗濯乾燥機で乾かすとグッシャグシャのシワになる!衣類をハンガーにセットして、乾いたらそのままクロゼットにしまうのがスマート!とお考えの場合、浴室換気乾燥機の「衣類乾燥機能」をポチッとされるかと思います。

気密性に富んだハイテクマンションに設置された浴室換気乾燥機は、ずっしり濡れたバスタオルも翌朝にはフカッ。ものすごいパワフルです。

パワフルとは、熱量がスゴイということです。

高温の熱風がたちまちゴーっと大量に吹き出します。そのままの勢いで数時間ゴーっと。

壁面に付いた水滴が乾き、水道水に溶けこんでいるカルシウムやシリカなどのミネラル成分が残ります。

常温で自然に乾くのとは異なり、浴室換気乾燥機による熱風で乾く場合、 「焼き付く」 現象が起こります。

焼き付きが日常的に繰り返されるうちに、何というか、餅と焼いた餅くらい?サラダチキンとフライドチキンくらい?別のもんかという感じに違ってきます。

いわゆる「水垢」」と言うにはあまりにもアレな、いわばハイパー水垢。いつものアプローチではビクともしない、ものすごいガッチガチに硬い水垢になるということです。

まずは、タイル表面の状態を、社長・中島、作業開始前にインスペクション(事前に診断)。

汚れがどのように形成され、どのような重なり(レイヤー)になっているのか。そこから最小の工程、最短の時間で取り除く方策を判断。

実はこのインスペクション、とっても脳を酷使します。甜菜糖たっぷりのモカ(コーヒー。マイボトル入り。)を一気飲みしないと、とてもやり切れない。とのことです。

ご在宅でのクリーニングにおいては、お納めまでの時間をいかに早めるかも大切です。汚れを除去する技術と併せ、常に両輪として念頭に置くことが、安定してご満足いただける結果に直結します。

インスペクション後は、いわゆるゾーンの状態に入る感じでしょうか、ただただ集中。もくもくネチネチとオペレーションを遂行します。

かくして、陶製タイルの浴室、クリーニング後の壁面。

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キラッ!!

白いパサパサに隠されていた、タイル本来の滑らかな光沢を回復しました。

タイルの色柄も鮮明に。焦げ茶から淡い茶色の繊細な模様であったことが目視できるようになり、高級なイメージも回復。

何より、浴室の照明・ステンレスのシャワー水栓・鏡など、バスルーム内にあるあらゆる輝くものたちが、タイルの釉薬(ガラス質のうわぐすり)に映り込み、明るい!

何とも言えないモヤモヤした生活感や不潔感がなくなり、清潔で素敵なバスルームに復帰。

浴室換気乾燥機で毎日のお洗濯物を乾かさねばならない場合には、入浴後、壁・床・鏡・浴槽の縁・扉の内側あたりの水滴を、ワイパーや使用後のバスタオルでザックリ払って排水口に追われてから、乾燥のスイッチをポチッとされると宜しいです。

ハイパー水垢の蓄積を避けられることはもちろん、衣類に含んだ水分以外の余分な水にカロリーを奪われなくなり「電気代」をお安く抑えられます。

もう、がっつり水垢が付いちゃってるよぉぉ!とお思いの方は、ウォッシュテックをお選びください。

他のハウスクリーニング業者では何日かけても決して到達し得ない清潔を、ご自宅のバスルームに実装いたします。

日時:2021年8月13日 AM 11:56
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