ヒドロキシル基発生器を購入した我が家の使用報告会inリビング。その2です。
→その1 空間洗浄系の家電と比較
▼こちら、我が家のヒドロキシル基発生器です。
それでは、業務用の除菌はどうなんでしょう。
新型コロナウイルス関連の報道映像で、防護服を着た作業員が、保育園のオモチャひとつひとつ手に取り、アルコールで清拭するなど、クラスター発生現場における除菌作業の様子をご覧になったことがあるかと思います。
今そこに付着しているコロナウイルスは死滅するにしても、室内環境はさほど変わっていない...建物の機能を一定期間停止しても、再び人の出入りがあればどうなるのだろう。
あるいは、高濃度オゾン発生装置を用いた除菌システムが有名でしょうか。
高濃度オゾンのアタック力は凄いようです。しかし、ブーメランみたいに私までアタック。
人体では、喉や目などの粘膜が痛む、頭痛、胸痛などが生じるリスクがあります。モノに対しても、金属や樹脂の腐食、皮革がボロボロになるなどダメージリスクがあります。
したがって、人や動物が空間にいる状態では除菌システムを稼働できません。全員室外に出てからスイッチオンです。そして、一定時間以上の稼働はできません。
電子機器や天然素材の家具などは全てビニールシートで養生します。オゾンを浴びてない箇所が室内に点在するということです。
オゾンとアルコールを併用することでクリアできるかも。しかし、ここでも「再び人の出入りがあれば、もとのもくあみ?」問題が浮上します。
ここで質問!
住空間の中で、もっとも臭いが付きやすいものは何でしょうか?
答え:紙や布などの繊維
顕微鏡で見るとスカスカの繊維の束が、紙や布です。
実は表面積がメチャメチャ大きいので、いろんな物質を吸着しやすい。特に紙は洗剤を使って水洗いもできないので、付いた汚れは「全く除去できない」ものとします。
友達から借りてきたコロコロコミックが、その子の家の臭いだ。古新聞がカビくさい。お下がりの子供服がダウニーなフレグランス。あるあるですね!
臭いは、肉眼では見えない小さな物質です。
延長線上には、カビや細菌があり、さらにはウイルスがあります。
目に見えない微粒子については、「臭い(臭気)」と同じ傾向として捉えると、対策をイメージしやすいです。
ヘンになったら、棄てりゃあいい。そういう物もあるでしょうけど、重要書類や高価な本、カーテンやカーペットなどは置いておきたいですよね。
そして、日本の住宅には、襖・障子・畳があります。サッと拭き取れば汚れオフ!のような固い内装ではないのです。
さらには、人は必ず繊維をまとっているのです。服を着て布団で寝るのです。髪の毛も臭いを吸着しやすいですよね。
そんなわけで、人そのものの表面積は、ウイルスのサイズからすれば広大。足場がいっぱいです。
建物の機能は、人間が建物空間内で何らかの活動をすることで成立します。
たとえば、整体院やサロンでは、人の体に近づけない状況であれば建物として死んだも同然。保育・学童施設は子供たちが健康に過ごすことが建物としての機能です。飲食店、美容院、医院、学校も。人が中で活動しなければ建物として機能を失います。
住宅もそう。ご飯食べたり眠ったりお風呂入ったり喋ったり、家族と同じ空間で健康に過ごすのが我が家。それができなければ住居としての機能はありません。
人と建物を隔離して強力な除菌をしても、あんまし意味がありません。
だって、人は細かい微粒子を大量にまとっているのです。
その人が、空間に入って活動することで、建物は機能する。
妥協せず我慢せず建物の機能を損なわない、とすれば、
・人が活動している中で稼働できる(人は見えない微粒子をまといやすいものと隔離できない)
・目的(空間内の空気を健康に保つ)到達点が高い
・安全性が高い
この3点を満たした空間除菌システムこそが必要である、ということです。
私はアレルギー体質で常に鼻をグズグズさせてます。子供は1歳から保育園にお世話になっていたので、四季折々様々な感染症の水際対策に踊りまくってきました。
その悩み深い中で虎視眈々と空間除菌システム動向をウォッチし、模索していました。
とはいえ模索中、現状ある空間洗浄システムを突き合わせて「結局、詰んでるじゃん!」と見て見ないふりをしてきました。
しかし、このたびの新型コロナウイルス感染症の一連の流れから、行き詰っている場合ではないな!いざ行動!と褌を締め直しまして、ヒドロキシル発生器導入に至ったということです。
長くてすみません。また続きます。
▼ヒドロキシルとは何なのよ?