外階段 外構タイルの洗浄 黒ずみ汚れのクリーニング

今回は、ハウスクリーニング業者ではあまりやっていない外階段クリーニングについて。

浴室クリーニングに特化したウォッシュテック。ユニットバスのみならず、高級仕様のマンションでデフォルトで採用されているハイデザインな石のバスルームにも対応しています。

玄関や外階段など住まいの外構に付く汚れは、浴室と共通点があります。スケール呼ばれる「水垢」です。

ヌルヌル汚れやベトベト汚れはお掃除で何とかできた。しかし白くモヤモヤとした模様のように残ってしまう、それが水垢。石のように固い、しかしフィルム状に覆っているものなので、デッキブラシで擦っても洗剤でアワアワにして洗っても、ほとんど変わらない。存在に気付くと急に目立って見えてくる、やっかいなアイツ。

水垢の原因は、水道水に溶け込んでいるカルシウム・マグネシウム・シリカなどのミネラルです。ミネラル成分が干上がり、固まって積もって、目に見える形に育ったものが水垢です。水を(汚れを流す目的で)掛けて乾かして、掛けて乾かして、を繰り返すうちにできてきます。

あらゆる材質に固着した水垢をコントロールできるクリーニングテクニックを身に付けているならば、浴室も外回り(外構・外階段・玄関)タイルも対応できるということ。社長・中島、これデキる。とても珍しいヒト。身内びいきみたいで照れくさいのでカタコトでゴマカス。

こちらは、戸建物件。玄関までのアプローチとなる外階段。陶製タイルとモルタル目地です。

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・植栽の陰になっている上段塀側、カビやコケの黒ずみが特に強いです。

・目地が全体に黒い。

・タイル表面は、ノンスリップのために施された凹凸に汚れが入り込んでいます。小雨で撮影したので見えませんが、完全に乾くと全体に白っぽくパサパサと粉のような膜のような何かが貼り付いたような質感です。

・経年によりヒビができています。そのヒビに入り込んで黒くにじんだ汚れが、更に「使用感」「築年数が経過している感」を強調しています。

クリーニング後の外階段タイル。

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すっきり、明るくなりました。

クリーニング前は、目地の周りが緑がかった黒で全体は赤茶色っぽかった...しかし本来は、グレーの目地でベージュに灰色のツブツブ模様が入った陶製タイルだったんだな...と分かります。

ズームで。汚れが特に厳しい上段、割れた箇所の接写です。

sotokaidan-kurozumi-yogore01-cleaning-zoom.jpg

小雨降りやまず、気温も低めで完全乾燥での撮影ができず残念。薄い色になっているところが乾いた状態です。

タイルの亀裂部分に固着して垂れているような黒ずみの滲みも、この通り。タイルは割れている。しかし、おどろおどろしくは、ない!

目地の「モルタル」のザラザラの質感がニュートラルに目視出来ます。クリーニング以前は「カビなのか泥なのか...何かわからないけど、黒いよ?触りたくないな~」という目地だったのですが、これなら触っても良いわ~。

外構(外階段、玄関まわり)は、面積が大きいです。大きいからこそ、ざっくり印象が変わります。門扉から玄関ドアまでを繋ぐアプローチをクリーニングすることで、表情一変...それも過言ではありません。

初めて訪問する知人友人宅、どんな方かよくわからないけど突撃せねばならないご近所さん宅...その前に立つ自分をイメージしてください。中古物件の内覧に赴かれたことがある方は、その時の記憶を思い起こしてみてください。

玄関に入る以前の外観で、居室の中身やオーナーの考え方を想像してしまうこと、ありますよね。無意識に相手を値踏みしてしまうのが、玄関までのアプローチ。見た目が若々しく清潔ならば印象アップ、気分がアガる。しかし、おどろおどろしいイメージが漂う外玄関や外階段は、かなりの破壊力です。

外回りのクリーニングの料金は、面積(サイズ)・材質(陶製?石材?テラコッタ?などの材質)・状態(どんな汚れが、どれくらいの分量、付着しているか)から判断して算出します。

過不足ない料金をご提示するため、必ずお写真の添付をお願いしています。面積が分かるなるべく全体像と、お悩みの箇所の接写、併せてお送りください。

反対から申し上げますと、画像を頂けない場合は、だいたい・おおまかであっても料金はご案内できません。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

日時:2019年11月 6日 AM 10:21
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