3点ユニットバスのクリーニング

ユニットバスの一種、浴室.トイレ.洗面を1つの部屋にまとめた「3点ユニット」。

首都圏の賃貸マンションにおいては、いわゆるファミリータイプの物件を除くと、ほぼほぼ3点ユニットがはまっているように思います。

ウォッシュテックでは、賃貸の借主さんご自身からのご依頼でクリーニングさせていただくことが、たまーにございます。

ご依頼件数は「たまーに」なんですけど、なんで頼まれたいかを伺いますと、みなさん大体同じなんです。

「ハウスクリーニング後のマンションのはずが、汚かったから再度ハウスクリーニングをお願いした。その仕上がりも、ほとんど印象が変わらない。毎日使うところなので、やっぱり気持ち悪い。自己負担してでも気持ちよい状態にしたい。」

今回のお客様もそうで。賃貸契約されてからご入居(お引越し)までのタイミングで入らせていただきました。

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カビや油汚れはありません。

しかし、仰る通り、気持ちは良くないかなぁ。築年数やリフォームのあんばいもあるので古くても致し方ないとはいえ、他人の使用感や生活感が自分のテリトリー内にあるのは、じわじわくるストレスかもしれません。

クリーニング後。陶製の洗面ボウルは、全体を覆っていた薄汚れた膜をツルッと一枚むいたみたいに。水栓もキラッとシャープな光になりました。

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もちろん、指触りはカサカサ・パサパサからプルッ・キュッに回復されています。

しかし、床や壁、浴槽などの樹脂部分は、原状回復(入退去)のハウスクリーニング業者が何度も粗いパッドで擦って削ってしまっているので、どうしても傷の凹凸からパサパサな感触です。その凹凸に食い込んだ汚れが、これまた強力に固着していて難儀。手の施しようがなく落ちないまま次へ次へと貸されちゃうのも無理はない状況です。表面の汚れをきっちり洗い、可能な限り本来の質感に近づけるようにしてゆきます。黒っぽいベトベト汚れがクリアになるだけでも、だいぶん印象が変わります。とはいえ、これでいいんだろうかとモジモジしながらお引渡し。

「わ~!ぜんぜんイイです、てかスゴイ。これでやっとワタシの部屋って感じになった~」と、お客様。ホッ...。よかった...。

自分で掃除してみたけれどちっともキレイにならない...しょうがないか...築年数がけっこうな賃貸だもん...今までの入居者の歴史...と自分に言い聞かせながらも毎日うっすらストレス。そんな方がおられましたら、お声掛けください。

日時:2016年8月 9日 PM 12:19
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