御影石の浴室カウンター 汚れのくすみがツルツルに

東京都大田区にて、石の浴室クリーニング御影石カウンターの汚れによるくすみを復元しました。

シャンプーボトルやソープディッシュ、シェーバーなど、小物が常駐しやすく、いつもなんとなく「ごちゃごちゃ」。

シャワーのチョロチョロ流れ、洗髪などの際に飛び散りも多い箇所なので、いつもなんとなく「じっとり」。

そのようなことで、浴室のカウンターの多くは、ヌルヌル・カサカサ・くすみ汚れが目立ちます。新築時のなめらかな光沢感が失われ、不潔で古びた印象になってしまっています。

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御影石のカウンターと鏡に天井の照明が反射して、ダークトーンながら明るいバスルームになるよう設計されていたと思うのですが、築4年、デザインの狙いが崩れてしまっています。

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クリーニング後。くっきりと照明が映り込むようになりました。

スマホでオートマティックに撮ると、作業前はピントが合わず暗く写ってしまう…ぼやけてドンヨリ撮れすぎるのであります…そして、写真左下すみっこは、ごめんなさい、社長の靴下(足)です。

触ると、スベッとニュートラル。御影石の何となく柔らかで、ほんのりヒンヤリなめらかな感触が気持ち良く、清潔に思います。

ウォッシュテックでは、汚れを取り除いたのち、薄く研磨して新たな面を繰り出すことで石材の復元を行います。

石材が健全な状況であれば、コーティングは一切不要。石そのもの、自然そのままの美しさを取り戻すことができます。

マニキュアのようなシリコンやヒートレスガラス、あるいはワックスなど、汚れも傷も取らぬままの「上塗り」では、本物の石の輝きも感触も失われてしまいます。せっかくの天然ものが、業者のチョイスミスで人工的なフェイクに。いったんやっちまったら元どおり戻ることは不可能。残酷なくらいです。

この汚れは何なのか。汚れが付着しているものはどういうものか。そこを正しく押さえている業者を選ばなければ、高級仕様のこだわりの材質を長く使うことは極めて困難だと思います。

日時:2016年1月18日 PM 04:12
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