ウォシュレットの中身

横浜市港北区にて、トイレクリーニング

容易に外せる仕様のウォシュレット(シャワー付き便座)であった場合は、このようにカバーを取り外し、中身をオープンにして、トイレ掃除を行います。

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シャワーノズルそのものは、「ノズル掃除」機能などがあるので、一般の方でも心行くまでお掃除できるかと思います。しかし、そのノズルが収まっている本体のお掃除は、いかがでしょう?

便器やウォシュレットの表面はキレイに見えても、中を開けてみると、こんなふうに、茶色い!黒い!ベットリ!なにやら得体の知れない汚れが分厚く積もっており、常にお尻のあたりに接していたりするんです。

写真下側に写っているのは、取り外したカバーの裏側。真ん中あたり、穴が開いているのがノズルの出入り口。その周りにビッチリと、本体ノズル収納部分付近と同様の焦げ茶色の汚れが、へばりついているのが確認できます。

通常はカバーに隠されているメカっぽい部分には、温水を運ぶチューブが通っていたり、温風を出す口があったりします。付着した汚れが、水分や温熱により、より増殖しやすい環境であると思われます。

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細かなヘラなどを使いながら手作業で、ウォシュレット内部に付着した汚れを拭っていきます。便器に、はがれた汚れがボトボトと落ちていってます。うわー…お食事中の方、すみません!

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ウォッシュレット(シャワートイレ)の中身、クリーニング後の様子。黒く汚れていた内部が、本来の樹脂の色に戻りました。カバーも、同様に洗浄し、拭き取り完了。

ウォシュレットの内部洗浄後の仕上げには、人体や環境に負荷が無い「防臭・抗菌」剤を噴霧します。

ウォッシュテックで使用する抗菌防臭剤は、とても安全性が高いのですが、そのぶん効き目はとてもゆっくり。空室でのトイレクリーニングの際にウォシュレットの内部を洗浄して翌々日あたりに様子を見てみると、作業直後では取り切れていなかった入り組んだチューブの中もスッキリしていたりして、効果に驚きます。

たまに、「ウォシュレットって、なんですぐ壊れるの?」と訊ねられることがありますが、こんなふうに、電子部品や金属のバネに有機的な汚れがビッチリ覆っていたら、やっぱり傷むのは早かろうなぁ、と思うのです。

日時:2011年5月18日 PM 08:50
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