横浜市青葉区の戸建。洗面台クリーニング。
人工大理石(人造大理石)の中でも、最高品質と称されるデュポン社製「コーリアン」の洗面台天板。その中でも、象牙のようなアイボリーが高級感を醸し出す、「カメオホワイト」。
私は、「コーリアンの天板は、娘さんの嫁入り道具に出来ますよー」と、よく言います。それくらい、丈夫で、メンテナンスさえすれば何度でも美しく甦る素材なのです。他社の人造大理石と比べると、やはりお値段が一段ハイクラスですが、長く使うことを考える場合は、とてもオススメ。頑丈ゆえに、ものぐささんのザツザツ〜なお掃除にもじゅうぶん耐えうる点も、とてもオススメ!
人工大理石の、照明の映り込み方にご注目。光沢がムラになっているの、お分かりになりますか?天板を斜めから光を透かして眺めると、すごく光沢がある箇所と、とてもくすんでいる箇所が、まだらです。
キッチンの天板や、食卓、ダイニングテーブルなどもそうだと思うのですが、毎日、濡れ布巾でマメに拭いていても、気付くと何だか黒ずんでムラムラ、触るとどことなくベタベタ引っかかる感じになっていたり、くすんでいたりしませんか。思い立って真剣に洗剤で拭いてみると雑巾が真っ黒に汚れて「ハッ!」とする、みたいなこと、ありませんか。洗面台の天板が広い場合も、同じようなことになりやすいのです。実は、長期に亘っての汚れが頑固に付着しています。
陶器の洗面ボウルは、油の膜が貼られたように光沢が無く、ところどころ黒っぽい筋のようなカビが浮いています。照明が当たっても光を吸収してしまって、ドンヨリ暗い印象です。
洗面台の人工大理石に付着した汚れを除去し、陶製洗面ボウルを磨きました。
人大の天板に映った照明が、均一にぼけるようになりました。全体の質感が、なめらかでニュートラルになった証拠!不透明なのに薄く透明感があるような、まさにカメオのような素敵なアイボリーホワイトに戻りました。
仕上がりを触られたお客様、「わっ…つるつる…すべすべ…気持ちいい…」と、いつまでも指先で撫でられています。へばりついた汚れを一皮剥いたようなイメージ。表面の黒ずみ汚れも、べとつきも、しっかりと除去されています。エステで例えるならば、「ピーリング」とか「美白」のような感じかな!べっぴんさんになりました。
このように、上質な人工大理石ならば、何歳であっても、何度でも、艶やかで滑らかな、若々しい肌に甦ることができます。定期的なメンテナンスで、たびたび惚れ直して、代々引き継げるくらい、長く長く、大事にお使いください。
陶製のボウルは、分かりづらいので接写してみました。これは、クリーニング前の洗面ボウル。排水の周りに、茶色っぽい水垢がガチガチと固まって付いています。指で触ると硬く尖って盛り上がっています。石のようです。排水口のステンレスは曇って、モヤモヤしています。洗面ボウルと天板を繋ぐコーキング(パッキン)からは黒カビが垂れ下がっています。陶器の釉薬のガラスのような質感が失われ、白く粉を噴いたようにパサパサして見えます。
陶器の洗面ボウル、クリーニング後。つるっとガラスのような、釉薬本来の質感が戻りました。ライトの映り込みのキラキラの数が増えました。ダラダラと垂れ下がっていた黒いカビがなくなっています。ステンレスも、キラリ!陶器の滑らかな白さに、銀色の輝きが合いますね!
これなら、洗面ボウルに水を溜めて、顔を洗えるぞう!