トイレの穴

横浜市都筑区のマンションにて、トイレクリーニング

便器の中、流れ込みの水面スレスレにデジカメを突っ込んで撮ってみました。拭いた後、便器に落とされるトイレットペーパーからは、このように見えているのです!(笑)

「あぁ…、ワタシ、こんな黒く汚れた便器に捨てられて、はかなく流されていくのね…わ…さよーならー!」(ジャーッ)

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接写してみます。

水洗トイレは、便器内に水が流れ落ちて水流が回転して表面を洗浄してくれます。それなのに水が出てくる穴の周りが黒く汚れてしまっている…!ご自分で一生懸命ブラシを当てて擦っても残り続ける汚れに、「おいおい、出だしが汚くてホントにキレイにできるのかい」と焦られる方も多いのではないでしょうか。

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跳ね返ったオシッコ、じとじとした環境で育ったカビ、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどミネラル分が固着した水垢、それら汚れが混ざり合って固まって「尿石」になっています。「石」と称されるだけあって、固い!そして「尿」が付くだけあって、トイレの臭いの原因にもなります。

穴そのものも、汚れが詰まって埋まってしまい、ちょっと狭くなっているの、お分かりになりますか?穴が小さく、水の流れが細くなることで、水の勢いが弱くなってしまって、便器の洗浄力も低下気味です。

トイレクリーニング後、同じアングルで撮影。穴が、くっきり鮮明に見えるようになりました。便器の光沢もアップしています!陶器にほどこされたガラス質の釉薬が、ツヤツヤと輝いています。

「ツヤツヤというより、ヌラヌラしてますね…」とは、お客様のご感想。2000年までに作られた便器は、陶製の他製品、例えば浴室用タイルなどと比較して、釉薬が丈夫で分厚い傾向です。それゆえ、磨き上げたとき、ひときわ滑らかに光ります。それゆえ、「ツヤツヤを超えてヌラヌラ」と感じられるのかもしれません。

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同じく、接写。便器の真上のライトの照り返しが、見えるようになりました!穴は、まあるく戻り、周囲の黒ずみも除去されています。

トイレに水を流されてみてのお客様のご感想。「へぇー、水、こんな流れたっけ!」穴が全開に戻ったこともありますが、表面に水垢などの汚れが付着していない便器では、水の流れの伝い方が、より鮮明に見えるのです。

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こんな便器だったら、流されていくトイレットペーパーも成仏してくれるかしら?!

日時:2011年3月 5日 PM 05:58
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