これが大掃除/キッチン換気扇/4

横浜市青葉区の戸建にて、キッチンクリーニングカバーやファンを外して油汚れに驚き、強アルカリの劇薬の使用を抑えつつ溶かして落とし油汚れが原因のサビに注目、今回は、いよいよ仕上げです。

こちらは、クリーニング後の換気扇レンジフードの内側。ベタベタしません。

fancase01.jpg

洗った部品を元通り取り付けていきます。

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レンジフードの内側を覗き込んでみます。今までは、裏表が全く違う色をしていましたが、表面と同様に、白いです。塗装が一部茶ばんで見えますが、手触りはスルスルで何も残っていません。茶ばみを取ろうとしてガシガシ擦ると、金属を保護する役割を担っている塗装を傷めてしまいますので、ここまでに留めています。

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実は換気扇クリーニング前に、レンジフードに顔を突っ込んで写真を撮っているとき、ものすごく強力な「酸化した油」のニオイがしていたのですが、クリーニング後、同じ位置で撮影しているときは、臭いを感じませんでした。そして、ファンが室内の空気を吸い上げている「そよそよ感」があります。

炒め物や焼き物をしたときに、君の力が重要なんだ!君が健やかでいてくれないと、リビング中に油の霧が行き渡ってしまって、クロスや床やカーテンがベタベタと汚れるし臭くなるんだ!存分に働いておくれよ、換気扇!

換気扇は、レンジフードやファンまわりが汚れ始めている状態でご依頼ください。あまり長期間にわたって放置されると、油は溢れるように奥へ奥へ進んでしまいます。換気扇のユニットの奥は、アルミ製のヘナヘナの蛇腹、そこを通って外壁に開けられた穴から排気される仕組みです。薄いアルミに油が付着すると…油汚れは、鉄すら錆びさせるわけで…とはいえ油だから引火する可能性もあるわけで…、そう考えると、怖いですね!そうなってからでは、クリーニングの力ではどうにもならず、交換工事が必要となります。たまに換気扇の内側を覗いて、ご自身でクリアにできないレベルの油汚れが確認できたら、お早めにご依頼ください。

日時:2010年12月13日 PM 08:09
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