東京都目黒区マンション玄関ライムストーンタイル洗浄〜コーティング/3

目黒区マンション。中古物件ご購入後、ご入居前の全体ハウスクリーニング。玄関の石灰岩のクリーニングとコーティングについて、その1その2に続き、その3。

その1にも記載しましたとおり、石灰岩・ライムストーンは、あっという間に水や汚れを吸い付け、吸い込んでしまいます。

顕微鏡で見るとお麩みたいにフガフガなので、いったん汚れが染みてしまうと、汚れだけを取り出して新品のように戻すことはできません。

そうとはいえ、ここはお客様が住まわれるお家。しかも、靴を脱ぐところ。いらした方が最初にご覧になる玄関口。そして、ご入居後は、住まう方ご自身でお掃除をされるんです。

ならば!コーティングが有効!

なるべく汚れが染み付きにくく、拭き掃除しやすく掃除機を掛けやすく、クリーニング後のオシャレなイメージをなるべく長く楽しんでいただこう!

そう考えて、今回は、色や質感をまったく変えず、次回のクリーニングも容易になるよう、安全性が高く、硬化時間は長いものの効果長持ちのフッ素系コーティング剤をチョイス。

男たちが這いつくばって後ずさり。手際よく、コーティング剤を、塗って、染ませて、拭く…
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ただいま、フッ素コーティング剤を石灰岩に浸透させ中…

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再度浸透させ、余分のコーティング剤を丁寧に拭き取り、防汚コーティング完成。


硬化・定着後、霧吹きで水を撒いてみました。石灰岩の凸凹の質感のため、とても分かりづらい写真になってしまいましたが、コーティングの作用により、水分が染み込んでいきません!

※上の写真や洗浄中の石は、水分シミシミです。比べてみてください。
limestone-floor006-.jpg

大理石やライムストーン、石灰岩は、石の知識と経験に富み、洗浄からコーティングまで一貫して行えるハウスクリーニング業者にメンテナンスを頼まなければ、長く維持できないと思います。でなければ、すぐにボロボロで真っ黒になってしまいます。

専門的なトレーナーがマンツーマンで付いて8cmヒールに耐える歩行姿勢やウエストのくびれが作られるように、「美」「おしゃれ」な住居には、そういう専門業者が不可欠だと思うのです。

日時:2010年8月15日 PM 11:36
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