前回ブログの続き。バイオクリーンの台所用洗剤で、食品を洗ってみましょう!
まずは、山椒の実!京都出身の私は、ちりめん山椒大好き。
旬のうちにまとめ買いして下処理して冷凍保存、一年通して小分けに使います。
山椒の実って、よーく見ると、表面が凸凹で薄っすら黒ずんでいて、アクでベトベトしています。
でも、水だけでは弾いてしまって、でもなんせ細かくてチマチマ洗えません。例年「うーん?」と思っていたのです。
今回は、ボウルの水に、ディッシュ・ウォッシュ・リキッドを数滴。かき回すように洗ってみました。
写真ではちょっと分かりづらいですが、ちょっと水が黒く濁っています。
おーすごい。山椒はピリリと辛いので気にならなかったけど、実はエグい雑味の原因は汚れにもあったのかも。
3回くらい濯いで、一丁出来!水の弾きがなくなって、山椒の表面がマットな質感になっています。
次は、蛤(ハマグリ)!
同様に、数滴。いつも塩水でやっているような感じで、ガチャガチャと擦り合わせるように洗います。
ガサツに動かしたので、ちょっと泡立っちゃった。
写真に撮りきれてませんが、水が全体に白く濁って、モヤッツブツブッと黒い汚れが出てきました。
これ、貝の殻のギザギザに入ってた汚れ?
洗い終わった蛤。
何とも艶やかで、こんなにハマグリの貝殻って美しかったろうか...としばしウットリ。
ハマグリはお吸い物にしたのですが、いつも黒い筋っぽい汚れが浮いていたのですが、今回はとてもキレイなおつゆに仕上がりました。
実験で、いつも最後に入れていた長ネギのみじん切りをパスして、そのまま賞味。
おっ!生臭くない。薬味なしで飲めるとは、なんてステキ...。
食べ物は、何でもかんでも洗わなくてもいいと思いますが、汚れが気になったとき安心に洗えるキッチン洗剤を持っていたら、たいへん心強いです。
汚れが味にめっちゃ影響していると思い知る実験でした。