棕櫚の箒、ダチョウの毛はたき
光触媒だコーティングだということで
それにまつわるハイテクな道具を駆使する一方、

細かな竹のササラで木を撫でるように水洗いする「あく洗い」、
10以上の工程を踏み手作業で美しい光沢を再生する石材研磨、などなど、
昔から受け継がれてきた建材のリフレッシュと再生も
社長は、どゎい好き(笑)です。

古くからある良い道具を使うのは、すごく楽しいらしく
職人の血が騒いで、現場でビバ♪サンバ。

ハイテクもローテクも、良いとこどりで
バランス良く取り組むことが、ウォッシュテックの信条です。

私自身も、ハイテクもローテクも、どっちも愛しているので
自宅の掃除道具も、ハイ&ロー、まぜこぜです。

たとえば、室内用の箒とハタキ3兄弟。
 

syuro-houki.jpg

画面上から、


●棕櫚(しゅろ)の箒

材料と編み方の精度によって、お値段はピンキリですが
私は4000円くらいのを使ってます。

使って最初はポロポロ繊維が落ちてきてしまうのですが
しばらくすると良い具合に先がほつれてきて、
畳やフローリングの細かなチリやゴミをナイスキャッチ!

お茶ガラをギュッと握って絞って床に撒き、
さささーっと追いながら掃いていくと
ホコリもたたず、電気も使わず、静かにお掃除できます。
 

●葦(あし)の手ぼうき

適度に張りがあり、弾力があるので
舞い上がらない大き目のゴミを集める時や、
デスク周りに便利です。

掃除用具というより、文房具とか雑貨に近い感覚?
 

●オーストリッチ(だちょう)の毛はたき

ニワトリの羽のものもあるのですが
私は断然、ダチョウ派(笑)。フワフワが好きなのです。

羽の部位や密度、サイズによって
お値段はまちまちですが、私はハンディサイズを愛用。

軽く柔らかい羽毛でホコリを散らさず絡め取って、
凸凹のある細かなところまで届きます。

目に付くところに置いておいても
派手でなく汚れも目立たず、お洒落。

本棚、飾り棚、カーテンレール、照明・・・
何でも、まずはこれでパタパタと高いところから床へ向け
順にはたいてから掃除機でホコリをバキュームすると
ハウスダスト対策として、ひじょうにナイスです。
 
たまに日光浴をして、羽をを引き千切れないように使うのがコツ。
 

最近は、新築であっても
無垢無塗装の建具や琉球畳、漆喰の壁、など、
日本の伝統的な内装、インテリアを
取り入れられている方が多いようです。

しかし、実際の生活の中では
どうやって手を入れたらいいのか分からない、
持てあまし気味になっている、と、よくご相談をいただきます。

昔からの建材には、昔からの道具が一番似合うと思います。
仕事的にも非常に効率が良いのではないでしょうか。

長く楽しめて使いやすいものを用いて
ふだんからチョコチョコとホコリを払っておくだけでも
意外に美しさを保てますから、ぜひお試しください。

ちなみに、上記のものは、毎日使ってたとしても
10年くらいは余裕で使えるそうです。何てエコなんでしょう。

もちろん、どんなお住まいでも、
使い勝手と耐久性の良さで、活躍すること請け合いです。
日時:2010年2月25日 AM 12:19
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