東京都のマンションにて、石の浴室クリーニングをさせていただきました。
壁のタイルは、大理石です。
くすんでツヤが失われています。カビの黒ずみも目立ちます。浴室としてお使いですから、当然です。
ウォッシュテックは20年以上、石の浴室クリーニングをさせていただいておりますが、
長らく 「ここにずっと住むうえで、気持ちよく使い続けたいから」 と仰るお客様がほとんどだったのです。
ところが2025年現在、「リセール 売却 内見 対策としてのクリーニング」というお問い合わせが増えているように思います。
そして今回の浴室クリーニングの目的も、「 リセールバリューの向上」 とのことでした。
都心のマンションでは、新築時の標準仕様として、浴室が石であることが少なくありません。
しかし、専門性が高い石材メンテナンスが定期的に実施されている物件は、割合としてきわめて少ないと言えます。
そのため築10年超のマンションに備わる石の浴室のほぼほぼは、ノーメンテナンスゆえのシビアコンディションという状況にあり、
つまり、画像のような、汚い見た目・不潔な印象 に至っていることが多いかと思います。
確かに、現状のままリセール市場に突撃するとしたら、
「キモチワル!状態が悪く、リフォーム必須。工事費用を見越すわけだから、相応ディスカウントしてちょうだい」という展開に?
一方、ウォッシュテックの浴室クリーニングを施し、
この画像のような美観で仕上げておくならば、
・新築時の練りに練られたコンセプト、デザイン、ステイタスを、そのまま享受できる。
・現在の日本では採用されない上質な建材を得られる。
・大掛かりなリフォーム工事の費用を圧縮できる。
・すぐに住み始められる。すぐに貸せる。運用開始できる。
と、一般的なコンディションでは訴求出来ない 強み を得られるのではないでしょうか。
もちろん、今までのもの全面的に交換したい買主さんもおられると思うのですが、どなたもがそのような潤沢な資金や時間があるわけではありません。
改修工事の費用や、稼働しない期間は、不動産の利回りを下げるのでなるべく避けられたい方がほとんどではないでしょうか。
お客様によりますと、自分好みにリノベーションすると個性が強すぎて売れにくい傾向もあり、手を加えず新築時そのままの仕様が優位、だが状態が悪いとバリューは下がる、ゆえのクリーニング一択、
浴室クリーニングしても売れるまで住むわけだから、気持ちよくて清潔なお風呂になって、損なことが一つもない!とのことでした。
お役に立てて幸いです!
そもそもの石の浴室は、とても美しいデザインなので、清潔で健康なコンディションでさえあれば、このまま入手したい...と、どなたも魅了されると思うんですよね。
美しい石は、実際目の前にドーンと現れると圧倒的な迫力で人の気持ちを高揚させると思います。そのエモーショナルが石最大の機能であり武器であるから、新築時に採用されたということです。
汚ければ、いろいろネガティブに考え始めてしまいます。もったいないことです。