横浜市の賃貸マンション、共用部エントランスに至る外階段のクリーニングをさせていただきました。
タイルに黒いカビや苔のような汚れがモヤモヤが目立ちます。
踏み面(足で踏むところ)よりも、蹴上(足を持ち上げてまたぐ垂直面)は特に汚れ厳しく、分厚く蓄積した黒ずみが見られます。
「 高圧洗浄機と洗剤で、自分でも洗ってみたが、印象が改善しませんでした。
その後、清掃業者にポリッシャー洗浄をしてもらったが、思うような成果を得られませんでした。 」
と、物件オーナー様より直接のご依頼です。
当然のこととなりますが、賃貸マンションは収益物件です。
近隣の競合マンションを先制し、たった一つとして選ばれ、借主との契約までに至り、入居者で満室にできれば、利回りが良い資産ということになります。
つまり、資産として優位であるためには、頻回で入れ替わる見込み客から 検討される・選ばれる 立場であると意識し、「現役感」 や 「コンディションの良さ」 といったポジティブな印象をアピールし続けることが求められます。
共用部の面積は大きいです。その大きさでバーンと目に入る汚れは、一目一瞬で確実に 「このマンション、おどろおどろしくて怖いな。イヤな感じだな。やめとこう。」 と判断させる破壊力があります。
エントランスに足を踏み入れた見込み客を瞬時に引かせる「汚れ」を除去し、お部屋の内見・内覧まで繋ぐこと、それが共用部クリーニングの目的と考えます。
賃貸マンション共用階段タイル、クリーニング後の様子。
黒く垂れた汚れがなくなり、ベージュとピンクのタイルが見えるようになりました。
築年数を経て既にタイルは割れているので、そこはしょうがないところですが、適切に手が入れられて誠実と思わせる印象になりましたでしょうか。
分譲マンションであれば、提携している管理会社によってテンプレート的に共用部の定期清掃が行われることが通例ですが、
しかし賃貸マンションは、オーナー様ご自身で予算計上し、業者に発注してゆく必要があります。
自分で決定して実行して、もし、うまくいかなかったら?なんて思いがちなので、とても腰の重いミッションかと存じますが、
共用部の汚れに悩まれるとき、ウォッシュテックがおりますよ、とお伝えさせていただきます。
もちろん相応費用を要する作業ですが、汚れた印象のままゆかれるよりも、思い切って一掃される方が費用対効果は高いと考えています。