御影石の浴室 床を覆う汚れ一掃 本来の色柄・質感に回復

御影石がふんだんに使われたバスルーム。

御影石の浴室で多く拝見しますのは、壁面はツルツル鏡面(本磨き)、床はザラザラ凹凸(バーナー仕上げ)、と表面加工の違いを見せるデザインです。

こちらの浴室も、壁ツルツル、床ザラザラです。

築7年、現状までノーメンテナンス。浴室隅の排水溝に向けて、シマシマに溜まったような白い水垢が見えます。

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白いマダラのみでなく、全体に白濁した赤茶色や黒色の汚れが覆っており、どんな石だったかよく分からない状態です。

バーナー仕上げの凹凸も、埋まったみたいに潰れて見えて、石のキメ、こんなだっけ?という感じ。

御影石の特徴は、濡れると濃く見えること。そして、完全に乾くまでに時間が掛かること。濡れてる表面を拭き取っても、濡れ色は変わらないです。

お墓に水を掛けると、掛けたところだけ色が変わる...お墓参りの間はずっと染みてる...あの現象です。こちらの画像では、左側がちょっとそんな感じに写ってます。

お風呂に入ってシャワーを浴びると全体が黒っぽくなって汚れが気にならなくなって、そのまま浴室から出る。そして朝には忘れちゃう。そしてまた夜が来る。

石が完全に乾いた状態でまじまじご覧になる機会は少なく、突然 「わっ!きたね!掃除しよう!あれっ?なぜだ、全く落ちないぞ?!」 と、深刻な状態に気付かれる。

ウォッシュテックでは、そのような流れでご依頼くださる方が多いです。

浴室クリーニング後の御影石床タイル。

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表面を覆っていた汚れが無くなり、御影石本来のツブツブ模様が目視できるようになりました。

バーナー仕上げの細かな凹凸も回復。

色柄・質感とも清潔。「何も付着していない」 ニュートラルな状態に。

御影石は、固く詰まった石です。

大理石のように柔らかではないので、荒れた表面を新たに繰り出す研磨というよりも、石表面に付いた水垢や汚れを丹念に除く作業です。

とはいえ、石(御影石)on石(水道水に溶け込んでいる鉱石)、その上にへばりつくように乗っかった部分 「だけ」 を除く、そんな「何じゃそりゃ」な作業です。

ウォッシュテック以外の業者では、これをこの仕上がりにとは絶対に無理。と言える内容です。

なお、クリーニング後の画像、中央下部あたりの、ちょっと濃く見える部分は、社長・中島の頭の影です。

同じ光源・位置からスマホを構えているわけですので、もちろんクリーニング前にも写っていた影です。

以前は汚すぎて見えなかった、今はそのわずかな差すら気付けるくらい全体が均一な色になった、ということかと思います。

首都圏の高級仕様のマンションでは、もれなく石のバスルームだった、ということが多いです。

我が家も、石の浴室だわ!と思い当たる方は、ぜひこの機会に 「完全にカラッカラに乾いた状態のバスルーム」 を、しげしげと眺められてみてください。

もし、カサカサと白い膜でくすんでいるのを発見し、ご自分でお掃除を頑張ってみてもキレイにならなかったら、ウォッシュテックにお声掛けください。

パサつき・にごり・白い汚れは、築3年ごろから見えてくると思います。

日時:2022年2月23日 AM 11:51
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