ウォッシュテックの業務を月ごとにご紹介

マットな木目調 ユニット浴室の壁面パネル 水垢くすみを取り除く

最近、ウォッシュテックのユニット浴室クリーニングで多く拝見するのは、木目模様の壁です。わずかに凹凸があり、光沢は少なめ。木目パターンがプリントされています。2013年頃以降、マンションや戸建てのデザインはナチュラルっぽいなーと思ってまして、建材・部材の「木目だけど印刷」技術には目を見張るものがあります。

このとろこイケてる浴室の壁は、木目。しかし、2018年。汚れとおそうじに悩まれる方が増えているのだなと思います。

特に濃色(焦げ茶色や暗めのグレー)だと、白い水垢がカサカサと目立ちやすい。

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写真左端、真ん中あたりに指の跡が見えますが、これは石鹸カスが取れた跡。薄く付着した石鹸カスは、完全に乾くとパサパサとした粉状、マットな質感です。フィルム状に分厚く張り付いていなければ、これはスポンジと洗剤で十分に落とせる汚れです。

問題は、それでも残って落ちない水垢です。微細な凹凸にいったん固着した水垢は、石のように固い。スポンジと洗剤で掃除をしてもスッキリ取り除くことはできません。

水垢は壁面パネルの樹脂よりも固いので、例えばスコッチブライトのようなスポンジたわしで力を入れてゴシゴシ擦ると、手の動きそのままに削れて、乾いたときに丸見えになる。そんな失敗も多く拝見しています。

ユニットバスのおそうじでは、ゴワゴワ粗い道具や過激な薬品、力を入れてのゴシゴシは、得策ではありません。その方法では水垢だけを取り去るという目的は達成できませんし、いったんやったら元に戻す方法がなくなるからです。TV・雑誌のお掃除特集や通販番組で「いわゆる専門家」が勧めていたとしても、試さないでください。ウォッシュテックにご相談くださる方の失敗談は、数知れず。

一般的なハウスクリーニング業者では、対応できない汚れです。なので、「以前にハウスクリーニングを頼んだけど、ぜんぜん変わらなかった。粉っぽいパサパサ汚れは落ちたけど、白く濁ったくすみは、まったくノータッチで引き渡された」と仰る方が圧倒的です。

ウォッシュテックは、素材本来の質感に回復することを追求してまいりました。そんな観点の業者は今までいないので、ものすごくたくさんの「難しい依頼」が集まってきて、そこを一つ一つ解決すべく取り組み、積み重なって15年。汚れとは何か、汚れが付着しているコレは何だ。その体系的知識と経験の厚みが他を圧倒する量だから、他とは一線を画す仕上がりになるのだと思います。

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木目がきれい!素材感を演出するのに欠かせない微細な凹み模様も、指と目で確認できるようになりました。

ナチュラルなイメージって、「質感」重視だと思います。くもったら、くすんだら、汚い色で濁ったら、これが何であるのかがボヤけてしまう。そのものの質感が失われたら、途端に不潔で古臭い印象になってしまうという性質があると思います。

汚れを脱いだみたいだわ。汚れ「だけ」を脱いで、本来の質感をもう一度体験する。そうするだけで、「あっ、まだまだイケてる。うちのお風呂」って、気持ちが上がるのね。とは、お客様から頂戴したご感想です。

本年も、どうぞ宜しくお願いします。

※ナチュラルな凹凸&マットな質感で木の質感を表現した浴室壁の双璧、「鮮明な木目プリントと強い光沢の浴室壁」。こちらも「汚れをキレイにできない」でお悩みの方が多いです。

2018年1月22日

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