マンション共有部 狭い廊下の長尺シートの黒ずみ汚れをクリーニング

横浜市港北区の賃貸マンションで、共有廊下の長尺シートをクリーニング

semaityoujaku.jpg

長尺シートは、エンボスシートや塩ビシートとも呼ばれます。滑り止めの凹凸模様が施された樹脂製の床材。主に、マンションなのベランダ、廊下、階段などに使われています。

この床材の管理は、1〜3ヶ月に一度ペースでポリッシャーを回し、洗剤でブラッシングした後、ホースあるいは高圧洗浄機で水を撒いて濯いで流す、という方法がスタンダードです。

マンション共有部の定期清掃で、ほとんどの業者が使用するポリッシャーは、だいたい15インチとか17インチ。大きいので動きは安定しているのですが、コードやホースをまたいで機械を取り回すには、相応のスペースが必要です。

高圧洗浄機を使う場合にも、周囲への飛散を考慮して、相応の開けたスペースを確保する必要があります。

それ以前に。

広い面積の長尺床であれば汚れが取れたかどうか「あんまりわからない」ので「ポリッシャーをかけた」という行為自体で納得をしてもらいやすいのですが、このような小さな狭い面積で成果を出そうとすれば、より高いテクニックを問われることになります。

※実は、長尺シートの汚れを的確にクリーニングできる業者は少ないです。キレイになったかどうかの結果というよりも、機械を掛けて水で流すことに対してお金を得ている業者が大部分ではないでしょうか。

そのため、今回のような「狭い共有部」のマンションは、ビルメンテナンス業者およびハウスクリーニング業者にとっては「やりたくない」現場となります。

「清掃業者がやりたがらない現場」は、現場を仲介することが多い不動産業者も建設業者もふわふわっとして提案をしない傾向があります。また、ネットで検索してみても方法や例、画像は出てこないと思います。

そのため、「ウチの物件の共有部の床、きったないなー。でも、どうにもならないのか」と悩まれている賃貸マンションオーナーさん、けっこういらっしゃるように思います。

ウォッシュテックでは、狭い共有廊下や階段も、確かな仕上がりでお納め可能です。

写真真ん中あたりのブラシは、ハンドポリッシャー用のオーダーメイドブラシです。一般的な業者が使用するデッキブラシの丸いヤツみたいな太くてコシがないナイロンブラシは使いません。髪の毛くらいの超極細ステンレス毛を植えたブラシ(押し当てるとイッパツでプンプンに折れてしまう!)で、ビミョーな深さのエンボスの凹凸に入り込んだ汚れを弾き飛ばしながら洗います。

ブラシの横は、ターゲットへの噴霧範囲をノズルできっちり調整できるスプレーヤー。きちんと効く洗剤を、汚れに的確に適量アプローチできます。無駄に当てて無駄に流すなんて、そんなもったいないこと!

ウォッシュテックでは、フレキシブルで高機能の機器を、共有部の長尺シートにもどんどん使ってゆきます。

ドバドバと周りに水や洗剤が飛び散りません。狭い共有部でも、歩行制限ナシです。

這いつくばってクリーニングの作業を行うので、より汚れを目視確認&対応できますから、当然仕上がりが良いのです。

同じ画像をズームで。

semaityoujaku-zoom.jpg

汚れて初めて分かるエンボスの柄。どんな柄か立位で目視確認できるようであれば、既に汚れている段階かと思います。

お困りのマンションのオーナーさんのお役にたてれば幸いです。

もし間に合うようであれば、新築時からお早目にコミット頂きたいなぁと思います。

何にもしないまま2〜3年経って真っ黒になった長尺シートは、汚れの復旧率が下がります。

キレイな空気の地方であれば大丈夫かもしれませんが、排ガスなど化学物質が多く付着する首都圏のマンション共有部は、それにより樹脂の劣化が早目です。

フガフガに劣化した樹脂に入り込んだ黒い汚れを何ごとも無かったかのようなレベルまで取り去ることは、いかな2016年現在最新のテクノロジー&テクニックを駆使しても、不可能であるためです。

今回の現場、オーナー様から、後日、「共有部のクリーニングから数日後、内見をされた方からすぐに契約の申し出をいただきました」とご報告をいただきました。

ドンヨリ黒く汚れた共有廊下や共有階段は、安全性や管理体制にネガティブな評価を与えがちです。不潔で暗い印象のマンションに「ほかの物件を差し置いても入居したい」とは、なかなか思わないんじゃないでしょうか。

日時:2016年5月15日 PM 03:22
このエントリーをはてなブックマークに追加

新着ブログ記事

過去のブログ

Page top icon