カーペットクリーニングで見る 粉塵・汚れ

横浜市中区のマンションにて、カーペットクリーニング

例年のとおりに、年末大掃除のご予約が年内にお承りかなわず年明け以降に持ち越し可能なお客様から順にさせて頂いております。今期は、その現場に加え、中古住宅をご購入後ご入居前の全体ハウスクリーニングも。これが増税直前ってことかぁ...いつもとは異なる進行に少し戸惑いつつ頑張ってます。

今回のカーペットクリーニングも、中古マンションご購入後の空室全体清掃のオプションとしてお承り致しました。築7年。売主さんからの情報によると、一度もカーペットクリーニングは入れられていないとのこと。

東京都内、横浜市内、川崎市内のカーペットを洗っていて毎度思うのは、「汚水が真っ黒だ...」ってことです。閑静な住宅街であろうと、緑ゆたかな郊外であろうと、首都圏。交通量も人口も、とてつもないです。

カーペットクリーニングした際、洗浄に用いる機械の中に回収された汚水を今まで多くアップして参りましたが、今回は、そのバケツに溜まった底の様子を初公開。

carpetiPM2.5.jpg

ザラザラ〜、でろ〜ん。カーペットの汚れのイメージといえば、カビ・ハウスダスト・ダニ・皮脂・花粉、などでしょうか。しかし現実的に、汚水バケツの底にズーンと黒く沈殿している汚れは、NOXとかPM2.5とか、そういう「重みのある」化学物質であるように思います。

このような汚水が、住宅のカーペットで...そうですね、平米数や汚れの度合いにもよるのですが、5〜20杯くらい取れてきます。特殊な環境下にあるカーペットではなく、ごく一般的なマンションの、ごく一般的に生活されてきたカーペットに。今、そこにあるんですね。

カーペットクリーニング後。

carpetkyoshitsu.jpg

え?NOX?PM2.5?そんな邪悪な粉塵、知りませんよ?みたいなお顔に(笑)。

カーペットクリーニングをした後は、毛の感触や足ざわり、におい、風合いが変わって、明るく爽やかになりましたと仰るお客様がほとんどです。それはやはり感覚的なものではなくて、ひじょうに具体的に、確かに、くわえ込んで染みついた「何か」が回収されているからなんだと思います。

日時:2014年1月14日 PM 01:34
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