大理石 玄関タイルのクリーニングと、研磨による光沢復元

横浜市港北区の分譲マンション。中古マンションご購入後、ご入居前の空室全体ハウスクリーニング

別途料金(オプション)、玄関の大理石タイル、再生研磨の作業です。

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酷く汚れているわけではありません。しかし、細かな傷が無数に入り、全く光沢がありません。

撮影のために周囲の照明を全て点けてみましたが、ぼんやりと薄暗い印象です。

表面にあるカビや泥などの汚れを丁寧にクリーニングし、いざ、研磨。

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まずは、細かな傷を削り出して新たな滑らかな面を繰り出します。水で滑らせながら、ダイヤモンドの砥石で削り出すイメージです。写真は、もっとも初期段階の様子。生クリームのように大理石が削れ出てきているところ。クリーミーさを写真でお伝えするために、指でチャイチャイしています(笑)。

写真右上が、研磨用ダイヤモンドパッド。ダイヤですから...人造と言えども、高額です。材料費が高い。石材について詳細に勉強せねば事故の可能性が高い。作業は面倒くさく根気が必要、練習ばっかりせねば上達しない。そういうことから、大理石の研磨を請けるハウスクリーニング業者は稀有な存在です。とてもとても高額に設定したり、ほどほどで留めたり、業者によっていろいろです。

ウォッシュテックは、大理石を健やかに長く美しく保つ方法を採り、確かに磨きます。その作業としては、採算ギリギリの安価に設定。定期的に頼めないほど高くすべきではないと思うからです。

大理石は性質として「きれいに保つには、相応に金のかかる床」です。磨くことで贅沢な風格を保っています。もし、濁って曇っていても「汚れているだけ」ですから、床としての使用上、なんら支障はありません。それゆえ、大理石には、所有者の「世界」とか「お金」とか...あらゆるものへの捉え方が鏡のように如実に映し出される、と言われます。

おっそろしいですね!しかし、そういう視点で判断する人もいる、ということです。

そんなこんなで、大理石を磨き、吹き付けた水分と大理石の削れた後の粉を拭き取り、今度は少し細かな砥石で磨く。その作業をひたすらに繰り返し、大理石タイルの再生研磨、終了。

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照明、研磨前の写真より少ないです。でも、まわりの白い収納扉や天井が映り込んで、明るい印象です。

なめらかに均されて、触るととてもニュートラル、冷たすぎずどこかまろやかな大理石そのままの感触です。

この玄関タイルは、大理石の中でも最もポピュラーなビアンコカラーラという種類。濁ってくすんだ研磨前は全体に薄ぼけていましたが、黒いマーブル模様が鮮明になりました。「お、こんな派手な玄関だったんですね、かっこいい」と、少し驚かれるお客様。

マンションの中から、共有部廊下方向に見てみます。同じく、とても爽やか、つるりんと清潔な大理石タイル。

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「こんにちはー」、「いらっしゃいませー」。いらっしゃる方とお迎えになる方、どなたもお気持ち良く!これからの新生活で始まるお付き合い、楽しみですね。

空室全体ハウスクリーニングのついでに大理石の研磨をご用命の場合、たくさんの作業内容の中に効率的に組み入れて作業ができますから、在宅での料金よりお安くさせて頂いております。ですが、やはりオプションなしの全体清掃と比べれば時間が相応に必要ですから、余裕をもったスケジュールでスタッフ日程を確保させてください。お問い合わせのタイミングは、契約日もしくは引渡し日が大体のところ決まったあたりがスムーズかと思います。

日時:2013年7月26日 PM 03:45
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