大理石が光っていないなんて、考えられない。

「大理石が曇って、光っていないなんて、許せない。そんな状態で生活するなんて、ありえない。」

「大理石が汚れて、曇って、傷だらけにガサついていると、落ち着かないし気持ち悪い。何より、恥ずかしい。」

これは、都内の立派なマンションにお住まいの、シンガポールから赴任されたお客様のお言葉です。

そういえば、アメリカのお客様も、カナダのお客様も、スエーデンのお客様も、そのように仰っていたなぁ、と思い起こします。

海外のどちらのお客様も、共通して、おうちの手入れを熱心にされていました。戸棚の立てつけもご自分で直されるし、オイルステインの家具を定期的にメンテナンスもされるし、ペンキが剥がれていたら、ちゃんとケレンして(表面をヤスリで均一に削って下地を整えることです)サビ止め塗ってペンキ塗って、と、正しい手順で塗装をされて。

しかし、これまた共通に、「大理石は、プロに頼むところだから」と、仰るのですね。「大理石の研磨は、自分では決してできないところだから。でも、絶対にしたいところだから。」と。

日本には、大理石を磨いて清潔な光沢を戻せるハウスクリーニング業者は、ほとんどおりません。

そのためでしょうか、けっこうな割合で、海外から日本に来られた方から、お問い合わせを頂きます。そして、痛感する、日本と世界の考え方の違い。

専用の研磨機器を揃えていなければ、機器を扱い石の状況を診断するための経験や知識がなければ、自分で1年かけて一所懸命こすって拭いたって、大理石の光沢は決して上がりません。

海外の方は、そのこと、お分かりです。「自分ではできないことをプロに頼んでやってもらうのだ」と認識されているので、料金で驚かれることなど、ついぞ、なし。

しかし、日本の方からのお問い合わせに料金をご案内差し上げると、たまに、「大理石の研磨って、思ったより、高額なのですね。やっぱり、やめておきます。」と、ご返答を頂きます。

そういえば、海外生活が長い日本人のお客様で、「石が汚くて平気なのは、日本のお金持ちだけです。石を入れて手入れしないことは、すなわち没落を意味します。」と、はっきり仰った方もおられました。

なんだか、世界の中で日本人だけが、「大理石なんか、曇っていても汚れていても、恥ずかしくない。気にもならない」と考えているのだろうか。とすら思えてくるのでありました。

文化的な、美意識に富んだ、ものを大切にする、誇り高い、そんな日本人が?ショッキングです。

「そんなこといったって、大理石って、汚れるのフツウでしょ。仕方ないこと。そんなの、どこに頼めばいいのさ。」

まだまだ日本では、そのように思われているのだと思います。しかし、現実的に。ご自宅の玄関の大理石タイルをご覧ください。どうでしょう。滑らかですか。清潔ですか。光ってますか。

ここに、大理石を研磨できるハウスクリーニング業者が、おりますよ。

大理石って、曇っていて、汚れているもんだ。みんなそうだ。だから気にしない。お金を使うなんて、とんでもない。そんな時代は、終わりつつある。そのように、私は信じます。

だって、ワールドワイドに「家が汚れていても平気。それを気にも留めないプアーな日本人」なんて言われてちゃあ、かなしいじゃないの。

あ、そうそう。海外のお客様からも、仕上がり、好評です。

日時:2013年3月 7日 PM 04:24
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