お風呂のカビの発生源を断つ エプロン内部

※2010年4月16日のブログを再編集した内容です。

横浜市青葉区のマンションにて、ユニット浴室のハウスクリーニング

浴室の浴槽と床を隔てる立ち上がり部分を「エプロン」と呼びます。

この部分は、構造的には外せる仕組みなのですが、爪が引っかかって固かったり重かったり、外せたもののうまく戻らなかったり、けっこう大変なのです。チャレンジしたこと、あるある〜。でも、大きなエプロンカバーを狭い浴室で取り回すの、たいへん。もう、こりごり。と、よく伺う箇所です。

カウンターや浴槽、浴室床は「見える」のでマメに掃除するけど、エプロン内部は大掃除だけ。いや、そもそも開けられるって知らなかった。という方も多いかと思います。

開けてみると、こんな感じ。

bathroomepron00.jpg

床に茶色く、カビ、ぬめりなどの汚れがベッタリどっさり乗っています。温水が通るホースもカビで黒いです。浴槽の裏側は、お湯がある状態だととても温かいので、床に近い部分が特に汚れています。

ハウスクリーニング後の様子。浴槽の奥、設置部分の凹凸、ホースも清潔です。

bathroomepron01.jpg

お風呂場のお掃除、がんばっているのに、すぐカビ生える。お掃除が追い付かない。何で?やりがいがない。

そのようにお悩みの場合、この浴槽エプロンの内部が汚れていて、バスルーム全体の「カビ発生源」になっていることもあります。

見えるところはピッカピカでも、内側が汚れドッサリだと、そこを経由した水や循環した空気を介して、浴室内にカビがちらかる、という傾向があります。

ウォッシュテックの浴室ハウスクリーニングは、エプロン内部の洗浄も標準仕様、コミコミです。

オプションで別料金だったら、ちょっと腰が重いでしょう。「汚れの発生源」を断ち切るチャンスも失われてはもったいないですから。

ウォッシュテックでは、エプロン内部のカビ対策は、石鹸カスや水垢を全て当たり終わってから、最終段階で行います。汚れが残ったところに塩素系カビ取り剤を何リットルまいても、汚れに反応するわけでもなく、カビにもアプローチできず、ただユニットバスの樹脂にダメージを与えるのみ。いいこと一つもない!なので、カビ取り剤は、汚れを取って、くすみを磨いて、水気を大まか切って、その後に使うのが定石です。

で、塩素系カビ取り剤を浴槽の下にブラシを突っ込んで塗って、しばらく置いて効かせて、またブラシを突っ込んで洗い流します。これが標準の方法です。

なお、オプションで、細くて長いノズルを突っ込んで高圧の水流で勢いよく洗う方法もございます。高圧洗浄機のノズルは操作性が高く、効率が良いです。また、カビ取り剤の使用量を減らせますので、塩素系カビ取り剤が苦手な方や、樹脂に与える劣化リスクをご存知の方は、こちらを選ばれることが多いです。

梅雨から夏へ。カビが悩ましい季節。こんなところに隠れておったか!今までノータッチだったぜ。でも、自力では嫌だぜ。と思われた方は、ぜひどうぞ。

日時:2016年7月15日 PM 03:57
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